四国の山地に咲くキクの代表選手と言えば、何と言ってもリュウノウギクとシマカンギクです。
ところが、その両方を見られる山は意外と少なく、狭い香川でも私の育った西讃の山に咲くのは何と言ってもシマカンギクです。それが、県境の山や中讃の山になるとリュウノウギクがかなりみられるようになります。
今回散策した山では標高の低い場所にはリュウノウギクが多く、高い場所にはシマカンギクが多いのです。これは標高に関係するというよりも地質に関係しているのかもしれません。
シマカンギク、リュウノウギクの両方が自生する山と言うことで、両者の交雑したキクが咲くのもこの山の魅力です。
3年前に初めて見た交雑種のキクの株は、今年はなくなっていましたが、少し離れた場所で咲いていました。
舌状花の色は白っぽかったり淡い黄色だったりします。
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これなど、花色はほぼ白いのですが、葉がリュウノウギクではなくシマカンギクの葉の形をしています。
そういえば、去年も小豆島の海岸近くで交雑種と思われるキクを見たのでした。
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リュウノウギクの変種と思われるような咲き方をしているキクも、去年に引き続き見かけました。
舌状花しか見えてない花です。
すぐ横にリュウノウギクが咲いていて、葉もリュウノウギクと同じ葉なので、リュウノウギクの変わり咲ということでしょうか。
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こちらのリュウノウギクはリュウノウギクらしい咲き方をしています。
数年ぶりで、葉を一枚ちぎって手で揉んで香りを確かめました。
樟脳の香りと書いてありますが、樟脳よりも良い香りだと思います。
真っ白な舌状花と黄色い筒状花の取り合わせが色の配分も良く、上品で好感のもてる花ですね。
キクの仲間ではかなり好きな花です。
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リュウノウギクとヤマラッキョウが一緒に咲いているのも今回はよく見ました。
ヤマラッキョウの花には時期的にはちょっと早かったようですが、それでも見頃の株もありました。
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ちょっとピンクに染まったリュウノウギクもありましたが、これなどヤマジノギクとの交雑かしらん?などと思ってしまいました。
また、シロヨメナのすぐ近くで咲いていたリュウノウギクはどことなくシロヨメナっぽい花のような気がします。
キク科は交雑しやすいということを聞いているからかもしれませんが、実際、我が家でもアシズリノジギクが何かほかのキクと交雑したと思われる花が咲いているのです。
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シマカンギクはリュウノウギクに比べると数は少ないですが、それでも今年の初見なので嬉しかったです。
自宅から近い山ではシマカンギクのほうが普通に見られます。
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こちらはキク属ではありませんがキク科の花と言うことで、イヌヨモギの花です。
イヌヨモギも香川の里山では良く見かけます。
交雑種なども含めれば、この日見たキクの仲間は10種類ほどにものぼります。