年末の東北行きにて、その4、山寺…せみ塚

仙台からの帰りの日は特に決めてはおらず、孫が長旅で体調など崩すことでもあれば少し長めにいてやろうかとも思っていましたが、幸い、そんなこともなかったので、予定通り22日に東京まで行くことにしました。東京には末っ子がいるので、様子を見てこようと言う心づもりです。娘婿も21日からは3連休になるので、二人いれば孫を残して帰っても安心です。

21日は東北には寒波が来ているということで、仙台市内も朝から雪が舞っていました。

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↑画像は娘夫婦のマンションから撮影したものです。

四国ではまだ本格的な雪を見てなかったので、嬉しくなってしまいました。

娘の傘と手袋を借りて、大きなトランクは最寄りのコンビニから自宅まで送ることにして、小さめの旅行バッグ一つで娘宅を出ました。駅まで、娘婿が送ってくれました。

娘夫婦のマンションに近い北仙台の駅は仙山線の駅なので、山形経由で東京に出ることにしました。

山形新幹線からきっと雪景色が見えるに違いないと思ったのです。案の定、山形に向かうにつれ、山肌が雪に覆われてきます。

山形に向かう途中に山寺の駅があるのは知っていました。大学3年の秋に東北を一人で回ったことがあって、その時に山形から仙台まで仙山線を利用しました。そのときにも山寺で途中下車したい気持ちはあったのですが、時間がなくてできませんでした。

今回、仙台を出発する時点では山寺で下りようという気持ちはまったくなくて、切符も山形まで買っていたのですが、雪景色を眺めたら、「雪の山寺」に急に立ち寄りたくなったのでした。通りがかった車掌さんに次の山形行きの時刻を尋ねました。

私が乗っていた快速は山寺に11時41分に到着、そして、次の山形行きは12時59分なのだそうです。電車と電車の待ち時間が1時間18分あるので、何とか山寺に行ってこれるかなと思い、下りることに決めました。

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山寺の駅の前に見えた建物は山寺ホテルと言うんですね。

雪でわかりにくいですが、その向こうのほうに山寺が見えています。

駅から少し歩いたところで、お土産物屋さんの女の人に声をかけられました。「荷物を持っていたら、とても登れませんから、荷物を預かりますよ」と。

どうせ、お土産を買おうと思っていたので、旅行用のバッグを預かってもらうことにしました。山寺までの往復の所要時間は1時間半ほどとのことでしたが、行けるところまで行くつもりです。

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赤い欄干の橋を渡って、右に曲がります。

四国だと雪の中を歩く機会が少ないので、子供みたいに嬉しくなりました。

ところどころに、道標があって、道はよくわかります。

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登山口まで駅から7分とありましたが、そんなにかかりません。

ここの道標は時間を多目に設定してあるようです。

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階段をどれだけも登らないうちに、こんな建物に出ました。

これは立石寺の根本中堂というようですが、ここから上に登る道の案内が見当たりません。

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登り口を探してうろうろしていたら、若いカップルの方が案内図を持ってらしたので見せていただいてわかりました。

雪の降る中を最初はカップルの後をついていったのですが、時間があまりないので、途中で追い越しました。

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途中で受け付けがあって拝観料を払うのですが、これはまだ受付の下の道ですね。

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受付を過ぎてから、まず磨崖仏の横を通過します。

860年に創建されたといいますから、東北では古刹と言えるのではないでしょうか。

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芭蕉の「閑さや 岩に染み入る蝉の声」の句は誰でも知っている有名な句ですね。

ところで、この句、私は しずけさや・・・と習ったのですが、今はしずかさや・・・と読むのが一般的らしいですね。

検索で初めて知りました(^_^;

ここにその句を書いた短冊を埋めたところから、この地はせみ塚と言われているようです。

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たくさんの卒塔婆が立てかけられたこの場所は弥陀洞というそうです。

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説明版の後ろに、車のようなものが着いた卒塔婆が見えていますが、これは若くして死んだ人の卒塔婆で「後生車」というそうです。

この車を回すことによって、亡くなった人の供養になるとか・・・。もともとはチベットのマニ車をルーツとしているそうです。

四国では普通の卒塔婆しか見たことがないのですが、後生車は東北の風習のようです。

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なおも石段を登って行くと仁王門がありました。

小ぶりな建物ですが、味わい深いと感じました。

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少し上まで登ってから仁王門を上から眺めたところです。

この辺りから石段に雪が見えるようになりました。

受付で「滑るところがあるので、気を付けて」と言われていたので、用心しながら登ります。

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