秋の花咲きそろう梶ヶ森へ、その8、アサマリンドウとリンドウの交雑種

親類に不幸があったり、関東から息子が帰省していたり、庭木の剪定などの雑用もあって、ブログアップの時間がなかなか取れないでいますが、今回で梶ヶ森の記事は最後になります。

実は梶ヶ森山行の途中で、アサマリンドウとリンドウが直ぐ近くで咲く場所がありました。

毎年のように、その場所を見ていたのですが、今回はリンドウとアサマリンドウの交雑種らしい株を見かけました。

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 ↑の画像が交雑種と思える画像です。

野草関係の知人の掲示板に投稿させていただいたところ、植物写真のプロの方から交雑種だという同定をいただきました。

アサマリンドウとリンドウの交雑種はイセリンドウと言う名前がついているそうなので、この個体もイセリンドウと言ってよいようです。

 

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↑の交雑種と直線距離にして1mも離れてない場所で咲いていたアサマリンドウです。

これは紛れもないアサマリンドウです。

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↑こちらも同じく、イセリンドウから1mほどしか離れてない場所で撮影したアサマリンドウです。

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↑交雑種のリンドウです。

 

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↑、イセリンドウからやはり2mほど離れた場所で咲いていたリンドウです。

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イセリンドウの特徴は萼片が開出していることだそうで、この日撮影した3種のリンドウの萼片を並べてみました。

左からアサマリンドウ、イセリンドウ、リンドウです。

アサマリンドウの萼片は平開していますが、リンドウの萼片は細長くて花冠に沿っています。

イセリンドウはその中間型ということのようです。

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↑これもイセリンドウの近くに咲いていたアサマリンドウですが、画像を見てもわかるように岩陰に咲いています。その上の2枚のアサマリンドウも咲いていたのはツツジの株もとの木陰になる場所でした。

それに対して、イセリンドウやリンドウは陰ではなく日当たりのよい場所で咲いていました。

 

 

 

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3種類のリンドウの葉を比べてみました。

左からアサマリンドウ、イセリンドウ、リンドウです。

アサマリンドウには鋸歯がありますが、イセリンドウにも粗い鋸歯があるように見えました。リンドウには鋸歯はありません。

梶ヶ森に行くのはイセリンドウを見ようと思って行った訳ではなく、たまたま見かけたもので、前もってそれぞれの特徴などを調べて行けば、画像ももっと適切に撮影できたかと思います。

何にせよ、植物観察は奥が深く、10年続けていてもまだまだ勉強不足ですね。

P9244347梶ヶ森からの帰り道では、万葉植物園のある定福寺に立ち寄り、いろいろな花を楽しむことができました。

キンモクセイの香りが漂っていて、見上げてみれば、早くもキンモクセイが咲いていました。

我が家でも10日以上遅れてキンモクセイがほんの少し咲きましたが、今年のキンモクセイの香り初めは高知の山地で感じたのでした。

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