3月末には毎年、里山にケスハマソウを見に行くことにしています。
今年は3月27日に見てきましたが、最近、この山のケスハマソウはずいぶん有名になり、私が7,8年前に見た頃とはずいぶん様変わりしました。
7,8年前にはこの山のケスハマソウはあまり知られてなかったのですが、今では花を見るための道がちゃんとついてしまいました。
30年近く前にまだ小さかった子供たちを連れてこの山に登った時には、誰一人として会う人もなかったのがまるで嘘のようです。今では一日に百人以上の人が登っているのではないでしょうか。
それでも、若い女の子や男の子が多いのは微笑ましいです。
10年前には、四国の山は中高年しか歩いてなかったのですが、山の素晴らしさを若い人にも知ってもらえるのは、きっかけは何であれ良いことだと思います。
ケスハマソウ自体はほかの場所でも見かけますし、花散策に行く岡山でも見かけますが、この山のケスハマソウの特徴は何と言ってもピンクの株が多いことでしょう。
萼片が8枚あるタイプのピンク花です。
花弁のように見える萼片の後ろにこれまた萼片みたいな葉が見えているのは茎葉というそうです。
まるで襟巻きみたいで、毎年、このタイプの花がいちばん可愛く思えます。
白い花、ピンクでも中央部が白く抜けている花、中央部もピンクの花・・・いろいろな花が同じ場所に咲いています。
陽射しを浴びたピンクの花・・・・。
シベの色がピンクのもあって、可愛かったです。
白花の株が群生している場所です。
人は多くなりましたが、花の株数はむしろ増えているように思います。
白花の大株です。
たくさんの花を咲かせて見事でした。
今年も堪能しましたが、もう一度ぐらい見に行きたい気もします。
keitannさん、こんばんは。
此処は香川の○○野山でしょうか?
噂には聞いていましたが沢山の方がいらっしゃるようですね。
此方神戸でもケスハマソウは見られるのですが
何れも保護管理(植栽)されてますし花色も白が圧倒的です。
投稿: k2 | 2012-04-01 00:15
こんな美しい花が、普通に見られるのは羨ましいですね。
私も堪能してみたいものです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2012-04-01 15:47
k2さん、こんばんは。
この場所はお察しの通りの場所です。
今は良く知られてしまったので、敢えて隠す意味ももうないようですね。(^_^;
私が良く登るようになってからでも、年々、登山者が増えていますよ。
何でも大阪からバスでツアーのハイカーが来たそうで、びっくりです。全国区の山になってしまったんでしょうか?(^_^;
神戸方面でもケスハマソウが咲くんですね。
色や咲き方がいろいろあると、見ていても楽しいですね。
投稿: keitann | 2012-04-01 18:33
多摩NTの住人様、こんばんは。
園芸種だと雪割草と言って売られている花ですが、どういうわけか、この山は低山にもかかわらずたくさん咲くのです。
体力のない人でも、少し登るだけで見られるので、人気があるのかもしれません。
投稿: keitann | 2012-04-01 18:35
keitann様 こんにちは
ミスミソウの仲間でこんなに美しい発色は新潟県あたりのものしか知りませんでしたが、四国にもそれが群生しているとは驚きです。
でも、こういう場所が皆さんの知るところになり、だんだん数が減るとなると哀しいことですね。
皆さんの良心と、自然を愛する心が続いていくことを願わずにはいられません。
投稿: ぶちょうほう | 2012-04-05 16:06
ぶちょうほう様、こんばんは。
新潟のものはオオミスミソウと言って、白やピンクのほかにブルー系の色の花が咲くようですね。
こちらのケスハマソウはブルーは咲きませんがピンクの濃淡の花が見られます。
この山が結構有名になってしまい、登山者は多くなりましたが、ケスハマソウの数自体はむしろ増えていると思います。7年以上見てきた花なので、それは間違いありません。
たくさん人が来ることで、むしろ盗掘が防げるようになったのかもしれません。
後は踏み荒らしがないよう願うばかりです。
投稿: keitann | 2012-04-05 22:41