ヤナギバチョウジソウとチョウジソウ
ヤナギバチョウジソウが種まきから3年目で、今年はようやく開花してくれました。
種まきは恐らく3年前の2004年ではないかと思います。種は千葉の花友さんのprimroseさんにいただいたものです。同じ頃に大阪の花友さん、みーこママさんからもチョウジソウの種をいただいて、どちらも同じ年の種まきとなりました。
チョウジソウのほうは種まきから2年後の2006年には早くも2株ほどが咲き始めました。ところがヤナギバチョウジソウのほうは2株だけが育っていたのですが、06年の開花はありませんでした。チョウジソウのほうは10株ほど育っていて、それほどたくさんの鉢植えの管理は大変なので畑の半日陰に地植えすることにしました。そのときにヤナギバチョウジソウも1株を地植えしました。
地植えにしたのが良かったのか、4月末には蕾を確認し、5月初旬から咲き始めました。花はチョウジソウと同じような花ですが、ブルーの色がチョウジソウより幾分淡目です。それに花のつき方が穂状になり上に向かって咲きあがるので、チョウジソウよりも豪華に見えます。キョウチクトウ科の花で北アメリカ原産らしいです。
花期も我が家ではチョウジソウが4月中旬から5月初旬だったのに対して、ヤナギバチョウジソウは5月中旬と少しずれているようです。
因みに鉢植えのままのもう1株のほうは今年も花を咲かせませんでしたので、今年の秋に地植えしようと思います。
こちらは4月18日撮影の鉢植えにしてあるチョウジソウ。チョウジソウのほうは日本の野山に自生する花ですが、採取されたり環境の悪化のために激減しているそうで、今では絶滅危惧扱いの花です。私もまだ野山で自生株を見たことはありません。しかし、この花には毒があるそうで自宅で育てていても害虫などもつかずずいぶんと強い花です。こんな強い花が激減しているとしたら、それはわれわれ人間に原因があるとしか思えませんね。
撮影後にこの鉢はどなたかに差し上げました。チョウジソウのほうは畑に5株ほど地植えしてあるので、その他にも3人か4人に差し上げたように思います。何しろ去年採取した種から、またまた50株ほど育っていますので、大盤振る舞いです。
さきほど両方の葉っぱを見比べてみました。見た目はあまり違わないのですが、葉脈の数はヤナギバチョウジソウがかなり多そうですね。向かって左がヤナギバ・・です。両方とも今は種をつけ始めていますので、今年採取できる種から、またどっさりと苗が出来ることでしょう。
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