バイモは中国原産の花と聞いています。日本の山野では見かけない花で、日本で咲くのはコバイモの仲間です。
クロユリなどもバイモ属の仲間で学名ではFritillariaというようです。
草丈は50センチほどになります。1月の末頃に芽を出し、するすると伸びて2月の末頃には花芽をつけます。初めて植えたのはもう15年ぐらいも前のことになります。山野草を育てるずっと前から、こんな花を植えていたのですから、やはりいつかは山野草を育てる運命になっていたのかも知れません。
中庭に植えっぱなしのままで特に手はかけませんが、毎年、クリスマスローズと同じ頃に咲きます。
早春の私の庭になくてはならない花です。
フリチラリアは以前にペルシカという黒っぽいのを3株育てたことがありました。球根は高かったので大事に次の春も咲かせようと・・翌年は一つ咲いたのかな。夏の間に腐ってしまったようで。
ペルシカはいかにも園芸種という感じですけど、このバイモは楚々として、いかにも山野草ぽくて良いですね。
いまはまだ園芸種オンリーですが、いずれ野の花ガーデンもいいかな・・と。雑草ガーデンならいつでもOKですが。
投稿: noi | 2008年3月20日 (木) 10:44
noiさん、こんばんは。
このバイモを植えた頃はまだまだ花のことをそれほど詳しく知らなかった頃で、これがフリチラリアと言われる小球根の仲間だとは知りませんでした。
どうも、うなだれて咲く花に弱いらしくて、楚々とした表情に魅力を感じてしまいます。
私も何度か、もっと豪華なフリチラリアを植えたことがあるんですけど、宿根しないんですよね。
この原種のバイモは強くて、何年植えてても春になるとちゃんと出てくれますよ。
一年草には一年草の魅力がある反面、こういった山野草っぽい花はほんとに手がかからず、手抜きガーデナーの心強い味方です。
それに毎年出てきてくれると愛着も一入ですね。
投稿: keitann | 2008年3月20日 (木) 20:52