アカバナルリハコベ(ベニハコベ)
ルリハコベもベニハコベも名前だけはかなり以前から知っていた野草です。
それが、2年前にある方から、鉢植えのルリハコベとベニハコベを頂きました。翌年、ルリハコベのほうは種採取した種からやこぼれ種から、沢山咲きましたが、ベニハコベのほうは咲きませんでした。絶やしてしまったかと、ちょっとがっかりしていました。
ところが、昨日、ふと見ると、私がオダマキやらヤマエンゴサクを地植えしてあるスペースに小さなオレンジ色の花が見えています。
それは、2年ぶりに見るベニハコベの花でした。
ルリハコベと姿かたちはそっくりで、色だけが違います。
野で見る花では良く、青い花の白花とか、ピンクの花の白花なんてのは見かけますが、青花の色変わりの赤い花というのは珍しいように思います。ヤマシャクヤクの赤いののベニバナヤマシャクヤクというのはありますが、あれはヤマシャクヤクとは別の種類だと聞いた事があります。
全体の姿です。草丈は15センチ~20センチほどで、日が差さないと花が開かないのもルリハコベと同じです。
種が一昨年こぼれていたのが、去年の秋か今年の春に発芽したのでしょうね。野草ですから、種の発芽能力は一年ぐらい経っても、消えないのでしょう。
やはり気が当たっているほうが生き生きとしていますね。
ベニハコベも鉢に掘り上げて、お日様に当ててやるとしましょうか。
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