晩秋の光景その5、矢筈遠望
11月下旬の三連休は見事な青空が広がりました。
連休初日は高校時代からの友人とともに、11月半ばに登った弥谷山をもう一度登ってきたのでした。
お遍路さんもずいぶん多かったですが、昔と違って、最近は秋も暑いので、11月が四国をお遍路して歩くにはいちばん良い時期かも知れません。
ところで、この日は、私にとっては子供時代から馴染み深い市が実家近くのお寺で立っていましたので、立ち寄ってみました。
お寺近くの駐車場に車をとめて、市まで歩いていこうとしたら、南の方角に私の好きな山が見えています。
丁度稲のハゼの真上、手前に濃い色で見えている山なみは阿讃山脈です。標高は約10000mほどありますが、この付近は恐らく猪鼻峠付近なので、標高はそれほど高くないはずです。そしてその向こうにかすかに見えているのが、11月初めに登った矢筈山と烏帽子山です。向かって右が矢筈山で、左が烏帽子山で、はっきりと山の形が確認できます。標高は矢筈山が1848mあって、阿讃山脈よりだいぶ高いので、頭を出しているわけです。
参考までに11月初めに登った矢筈山山行の記録はこちらです。
こちらはズームせずに撮影した画像。肉眼でははっきりと見えるのですが、やはりコンパクトデジカメでは難しいですね。
特急が走っているのはお分かりでしょうか。
実家から、この辺の光景も良く見えますが、昔から変わらない光景です。
こちらがやはり11月半ばに撮影した烏帽子山です。反対側から見ているので、形が反対になっています。
それにしてもこれを撮影した場所から、矢筈やママでは直線距離にして60キロ近くはあると思いますが、ちゃんと見えるんですよ。
今まで山の名前が、はっきりとはわからなかったけど、この場所から見えるということは、実家の二階の窓からも見えるはずです。
一度登った山が、遠く離れた平野部から見えるというのは、ほんとに嬉しいものですね。というか、讃岐平野からその姿がこうして見えるので、以前から登りたかった山といえましょうか。
私の住ん出いる近くからは標高1500mの落合峠もはっきりと見えます。
私が子供の頃は、夜など、人に押されて歩いたものですが、今は5分の1ぐらいの人出しかないようです。最盛期は市の出店が延々、1キロにわたって並んだものですが・・。
また、大坊市の頃というと、夜は手袋とマフラーがないといられないほど寒かったものです。
コメント