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2009-10-01

丸笹山~赤帽子山を歩く、その2、ウメバチソウとセンブリ

ラフォーレ剣山の駐車場には5,6台の車が見えますが、果たして宿泊客の車なのか、はたまた丸笹山登山に来た方の車でしょうか。

身支度をして歩き始めたのは8時40分です。

P9270598

  登山道の登り始めのところに、すごく小さな紫色の花が咲いていて、最初はなんだろう?と思いましたが、よく見るとナギナタコウジュでした。

でも、あまりに小さいのと周囲が薄暗かったせいで画像が失敗です。

このとき見かけたナギナタコウジュもびっくりするほど小さかったですが、この後見かけたいろいろな花もびっくりするほど小さくて、これも鹿による食害の影響だろうかと、考えずにはおれませんでした。

P9270599akinokirinnsou アキノキリンソウもここでは小さめです。

P9270614 登り始めだけ階段状の道になっていますが、すぐに普通の山道にまります。

樹林帯の中の傾斜の緩やかな道がしばらく続きます。

ウメガサソウの花後の株も見ましたが、暗すぎてこれも失敗しました。

P9270615

9時8分、この道標の横を通過します。

道のりだけでいうと、ここで3分の2まで来ているのかな?

P9270617 去年の6月に来たときも、このお地蔵様を見たのでした。

大きな岩の下に雨風を避けるように立っています。

P9270624 やがて、ジグザグを切った道になってきたら、山頂まではそう遠くはないはずです。

モミジが一部、早くも紅葉しています。

P9270626 こちらはドウダンの紅葉です。

P9270630 やがて、樹林帯を抜けて笹原へと出てきた途端、剣山の姿が目の前に見えました。

しかし、うっすらと山頂の小屋が見えてはいますが、ガスが少しかかっていてすっきりとは見えません。

P9270632 下を見ると歩き始めのラフォーレつるぎ山が見えています。

その向こうの山が塔ノ丸です。

塔ノ丸横の山頂がガスって見えるのが三嶺方面です。

三嶺方面だけはこの日、どうしてもガスが取れませんでした。

P9270634 こちらは矢筈山、落合峠方面で、この方面がいちばん天気が良いようです。

P9270642 視線を下に落とすと、なんとウメバチソウが一輪咲いていました。

早くも出会えて、驚きと嬉しさでいっぱいです。

可愛い花ですね~。

P9270660 ちょっと早いかなと思っていたセンブリのほうもそこいらじゅうで咲いています。

P9270667 ここからは展望を楽しみながらの歩きになりました。

木々はほんのり赤く色づいています。

P9270682 丸笹山山頂への最後の登りです。

reikoさんにモデルになっていただきました。

丸笹という名のとおり、なだらかな草原状の山頂です。

P9270685振り返ると、山道の向こうに塔ノ丸が見えていて、良い雰囲気ですね。

ススキが風に揺れています。

P9270688 ウメバチソウ、センブリに次いでリンドウも出てきました。

秋の花の勢ぞろいですね。

P9270701 北の方角には集落が山腹に見えています。

あの山と山が重なり合った谷の部分が貞光川で、貞光川沿いをずっと走ってきたのです。

P9270705 こちらの山は、一昨年登った八面山のようです。

P9270708 まるで地上の星みたいに点々と咲いている小さなセンブリ・・。

P9270711 かと思えば、こんなに花つきの良い株も登山道の真ん中で咲いています。

こうしてみると、ほんとに綺麗な花ですよね。

コメント

センブリがいっぱいあるんですね!
ん〜ん、何年か前に、奥多摩辺りで見たかも知れませんが、ほんの一株くらいで印象が薄いです。
良いお花ですね、再認識です。
昨日、四国の地図を検索して、丸笹山を見つけました。場所がはっきりすると、より楽しくなりました。

何故か我が家ではムラサキセンブリが今年は見当たりません。(こぼれ種、飛び込みを期待)
今年はセンブリの種蒔きに挑戦してみようかしら、、、?
ソナレセンブリは、日当りが良いって言われて置き場所を替えたら、なんだかおかしくなって、枯れたり、いじけたりしてて、、、、咲いてくれるか心配です。
アケボノソウも、この仲間はみんなお星さまのようで可愛い!!

プルメリアさん、こんばんは。
四国の山は高山から里山にいたるまで、センブリが多いですよ。
時期も9月末から10月末、遅いときは11月初めまで、花を見ることができます。
関東には少ないのでしょうか。
聞いた話ですが、今では養毛剤の原料に使われるそうで、そんなことから採取されてしまうのかも
知れませんね。

丸笹山、地図で確認されたんですね。
剣山の直ぐ北側の山です。
丸笹だけですと、3時間もあれば登ってこれるので、塔ノ丸とか剣山とセットにして、2座登る人が
多いようです。
私も去年は丸笹の後に剣山に登りました。

ムラサキセンブリは私は三太郎さんに去年の冬に種を分けていただいたのが、まずまずで育ってます。
センブリはまだ種まきしたことがないですが、同じような感じなんでしょうね。
ソナレセンブリは1株だけ花芽を上げてきたようですが、開花までなんとか頑張って欲しいです。

ウメバチソウもセンブリもリンドウも、
それに一つ前のエントリーで登場したアケボノソウも、
み~んな大好きな花です。
初めてアケボノソウを見たのが山に取り付く前の林道で、
えっ!と意外に思った(←深山の奥深くに咲くと思ってた(笑))ことや、
背が思ったより高くてビックリしたこと、
花弁に入った模様に見とれてしまったことなど、
いろいろ思い出しました。

アケボノソウは一昨年種を蒔いてみたんです。
発芽はしたけど、苗の夏越しができなくて、
みんな消えちゃってました。
九州でも自生してるから、うまくいくんじゃないかな~と思ったけど、
難しい~!
ウメバチソウもアケボノソウと同じ運命を辿る我が家…しくしく
↑あはは…嘆き節になっちゃった~

rubys pawさん、こんばんは。
ウメバチソウ、センブリ、リンドウ、アケボノソウ、これらの花が嫌いだというのは
聞いたことないですよね。
バラやボタンが嫌いというのは聞いても、こういう小さなひっそりと咲く花は可愛い
ですもんね。
アケボノソウは四国でも歩いていて見ることは少なく、どちらかといと車道沿いや
林道沿いで見る花です。
私の場合は、名前を知るより早く実物のほうを見てしまって、後から名前を覚えた
クチです。(^_^;
背の高い花で、慣れないとオトコエシと間違うんですよね(運転中は特に)

私もアケボノソウの種を播きましたが、難しい・・・。
たくさん発芽するんですが、夏の間に消えちゃいます。
ウメバチソウも同じですね。

水気が要って、しかも日当たりも要るという難しい花です。
何かと寄せて植えるほうがいいかもね。

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