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2009-10-02

丸笹山~赤帽子山を歩く、その3、針葉樹林

緩やかな笹原の道を登っていくと、見覚えのある丸笹山の山頂に着きました。

誰もいないだろうと思っていましたが、先客の方がいらっしゃいました。

P9270748

到着時刻は9時40分です。

P9270722 山頂付近で見かけたシコクフウロは草丈わずか5センチもなくて、思わず笑っちゃいました。

それにしてもこんなに小さいのは何故なんでしょう?

やはり鹿に食べられたとしか思えません。

P9270729 オトギリソウの仲間もずいぶん小さいのが咲いていました。

P9270730 丸笹山頂からの剣山も何とか見えてはいますが、ぱっとしません。

一度、ここから鮮明な姿を見てみたいものです。

P9270762 こちらは今から向かう赤帽子山です。

丸笹山よりも標高が丁度100mほど低いようですが、小さなアップダウンがあるそうで、コースタイムは1時間20分になっています。

ここから見ると、笹腹の中にところどころ樹林が見え、良い雰囲気ですね。

結局、この後ガスってきたので、丸笹山から眺めたのが赤帽子山のいちばん鮮明な姿になりました。

P9270752 赤く実がついたバラはフジイバラなのかモリイバラなのか、ちょっとわかりませんでした。

おなかが空いたので、おむすびを1つ食べた後、9時55分に赤帽子山に向けて出発です。

ここからは私にとっては初めての道です。

P9270768_2 丸笹山山頂から、ルートは、一旦、北に向かいます。

reikoさんが3年前に赤帽子山まで歩かれているので、この日はあまり地図を見ずに、ずいぶん横着な歩きをさせてもらいました(^_^;

P9270775 何の実?と思ったら、葉を良く見るとミツバツツジです。

ミツバツツジにこんな実がなるわけはないので、これは虫こぶと考えて良さそうですね。

P9270780 丸笹山の北斜面の下りです。

ちょっと鬱蒼とした樹林の中を下るのです。

P9270790 ウラジロモミの樹林でしょうか。

針葉樹が固まって生えています。

黄色い葉っぱはツタウルシのようですね。

ツタウルシのかぶれは相当ひどいと聞いていますが、見る分には綺麗な色です。

P9270823 樹林の中で苔むした木々に思わず立ち止まるreikoさん。

P9270825 苔の間からコミヤマカタバミの葉っぱが覗いています。

こういう光景は、剣山の行場から一ノ森に向かう道をちょっと髣髴させますね。

ただ、9月に入ってからというもの、ほとんど雨が降ってないので、苔が乾燥しているようです。

やはり適度な雨は必要ですね。

P9270827 綺麗に紅葉した木が見えます。

このときはなんだろう?と迷ったのですが、葉の形などからオオカメノキのようですね。

P9270829 ちょっとピンボケですが、実も赤い実から熟すと黒い実になるのがオオカメノキの特徴だそうです。

黒く色づいた実が見えていますね。

P9270839 赤い実が可愛くて、何枚も画像を撮ってしまいました。

P9270847 針葉樹林の中を歩くreikoさん。

P9270848 10時15分、貞光川源流方面経由で夫婦池へと下るコースへの分岐を通過しました。

ここで、丸笹山の北面を下りきったようです。

帰りはこのコースを下る予定です。

P9270850 そして直ぐに、この道標が現われます。

赤帽子山方面を示す道標です。

ここからは小さなコブをいくつか越えることになるようです。

コメント

秋が始まってますね。
全山紅葉の季節よりも、この始まりの季節の方が好きかも知れません。
緑の中に、早めの紅葉を見る。紅葉の中に常緑の緑を見る。どちらも良いけれど、、、。

近場の低山で紅葉を見るのはまだまだ先です。

プルメリアさん、こんばんは。

紅葉がちらほら見られるころは、山には秋の花もまだまだ咲いていて、あまり寒くなくて
山に登るには良い季節ですね。
日本人は何でもはしりを見るのが好きなのかもしれませんね。

部分的な紅葉に、やがて来る全山を染める錦秋を想像し足り、想像力が豊かなのだと
思います。
日本人ほど、景観を楽しむ繊細な民族はいないそうですよ。(特に紅葉)

こちらの近場の低山では、昨日は早くも1株、朱に染まったハゼの木を見ましたよ。

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