実家への道すがらで、その1、マユミなど
10月頃に一度立ち寄ったのですが、そのときにマユミの実がいっぱいついていたのを確認していました。
今年は剣山や落合峠などのマユミの実はずいぶん貧相だったとか聞いていましたが、この里山の山すその木には見事に赤い実がついていました。
確か去年も実が多かったと思うのですが、低地の今年の気候はマユミにとって条件が良かったのでしょうか。
木は決して大きくはなく樹高精々2m足らずですが、若い木なので、元気が良いということなのかもしれません。
直ぐ近くの農家の人の話では、以前はこの付近にはたくさんのマユミが生えていたそうですが、農作業の邪魔になるので、ほとんど切ってしまったとか・・。
この木も切ってしまいたいと言っていたのを、「実が綺麗なので、切らないでください」とお願いしてあるのです。
ヒメジョオンの花なんて、ありふれているので、あまり撮影しないのですが、この日はやたら、可愛く見えたので、珍しく撮影してみました。
今、図鑑を見たらハルジオンとの見分け方はハルジオンの茎は中空でヒメジョオンの茎には白い髄がつまっているそうです。
秋まで咲いているのはヒメジョオンが多いですよね。
イヌタデもありふれた花ですが、それでも我が家の近くでは見かけません。
コウゾリナも花期の長い花で、真夏にも咲いていますが、11月下旬の今も、まだまだ花盛りでした。
キク科コウザオリナ属です。
こちらはアキノノゲシですが、アキノノゲシもまだまだ頑張っているんですね。
この場所のツリガネニンジンは草刈されるので、今年は10月初めに来たときも花には早かったのです。
たぶん、最盛期は11月初めだったのだろうと思います。
さすがに今は実をつけ始めたのが多かったです。
子供の頃はよく潮干狩りにも来た海です。
スズメがイタドリの枯れた枝に数羽とまっていたのがユーモラスでした。
狭い香川ですが、野草の分布はそれでも異なるようで、鳥坂を越えて西に来ると、不思議とシロノセンダングサが多いです。
自宅の近辺では圧倒的にコセンダングサが多いのですが、どうしてなのか不思議です。
シロノセンダングサは栽培種と言っても不思議ではないぐらい綺麗ですが、実はやはりセンダングサの実ですね。
畑に植えるとたちまちはびこりそうな感じです。
暖地に多いそうですが、そういえば、九州の宗像や角島辺りは寒いからか、全然見かけませんでした。
keitann様 こんにちは
暫らくご無沙汰してしまい、九州のシリーズをパスしてしまいました。
今回は身近なところの「秋景色」ですね。 11/26日と言えば、未だついこの間のことですが、さすがに四国ですね。
未だ秋が居ついているような気がしました。
記事を読んで、写真を見て、マユミの実の多さにはさすがに驚きました。
そして、まだツリガネニンジンがこんな色で咲いていることにもビックリですね。
雀の枝生りはどういうわけだか、本当にユーモラスに思えますね。どうしてなのでしょうか?
投稿: ぶちょうほう | 2009-12-02 21:05
ぶちょうほう様、こんばんは。
私の方こそ、ここ10日ほど、バタバタしてしまい、ぶちょうほう様のほうに
伺うものの、なかなかコメントを残せず、失礼いたしました。
今日も実は伺ったのですが、その後、電話がかかってきたり、晴れ間が多いと
家事もやっておかなくてはいけないことも多く、自分の方の記事も更新をさぼりがち
です。
先週は半ばに実家に行くついでに、身近な植物を見てきました。
低地はまだ何かしら咲いているようです。
この翌日に標高800mほどの山に登りましたが、こちらのほうは花はありませんでした。
マユミはこの土地のものは実が多くて見事でした。
海からごく近い場所ですが、少し登ればセンブリなどもあって、植生はなかなかのものです。
スズメの姿はほんとに笑えました。
あまり寒くはなかったですが、ふくらスズメになっているのも見えますね。
投稿: keitann | 2009-12-02 23:36