バージニア・ストックが咲き始める
今まで、一番早く咲いた年でも、年が明けてから、ようやく1月や2月に咲くといった感じでした。
それが今年は秋に定期的に雨が降ったおかげで、こぼれ種発芽がかなりあったのでした。
種は初夏に採取してあったのですが、アブラナ科の種はサヤからださないといけないのと、熟すのにかなりの日にちがかかるので、面倒なので少ししか採取しませんでした。二人ほど、種が欲しいという方がいらっしゃったのですが、私のところでも種まきしようと思っていたら、今年の春に植えていた場所からかなり発芽していたので、種まきはやめました。
9月初めごろには発芽していたようで、9月末にはかなり大きくなっていました。といっても、バージニアストック自体は小さな花で、草丈も10センチ～15センチほどです。
10月末ごろに見てみると早くも花芽があがっているのを確認できました。
開花は11月初めだったでしょうか。
ビオラよりも早く開花したわけです。こんな年も珍しいですが、もともと丈夫な草花です。
こんなに可愛い花ですが、不思議と国内の種苗会社からは種が発売されておらず、苗はどこかのカタログで見た覚えがあります。
アブラナ科の花ですが、ストックと名はつくものの、普通のストックとは別属になるそうです。
葉の形などもストックとは全然違いますね。
今はこんな淋しい咲き方ですが、株が充実すると花もたくさんつけて、とても可愛い花です。
香りもあるそうですが、小さな花なので、私は今まで確かめたことがないのです。今年こそ、確かめてみるとしましょうか。
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