庭の四季を綴る

ノコンギクもようやく見ごろとなってきました。

ギンモクセイとは逆にノコンギクの咲くのは例年より遅いように思います。

中庭でも水やりしていたら、ヒキオコシが咲いていました。

出かける前には花芽が上がっていたことも気づかず、これは草かと思い込んでいました・・なんと観察力不足なことか・・

秋はホトトギスの季節でもあります。

いつの間にか我が家のホトトギスも種類が増えて、5種類ほどが咲きますが、朝方、日陰に置いた鉢を何気なく見てみたら白花ホトトギスが咲いていました。

蕾が膨らんでるなとは思っていたのですが、我が家のホトトギスの中では一番乗りです。

コミカンソウもいつから我が家に生えるようになったのか、さっぱりわかりませんが、気がついたら庭のほうでも畑のほうでもあちこちで見かけるように・・。

昨日も暑かったですが、今朝も朝からちょっと蒸し暑くて作業していると汗ばみます。

中庭に雑多なものが生えてきているので抜いていたら、白い花に目が留まりました。

いつの間にかシモバシラの花が見頃になっていました。

秋とは言っても、どうしても派手な花に目を奪われて、こういう地味系の花はたまにしか見てやれないのですね。

なんというミセバヤなのか、まだ調べてないのですが、ともかく見ごろを迎えました。

県境に近い山奥の老夫婦にいただいてきた我が家のシュウカイドウ。

頂いてきて、もう20年近くになりますが、今年はあちこちに種がこぼれたのか、それが良く咲いています。

いつも芽を出して咲く場所は、今年は早々と花が終わってしまいましたが、今頃になってほかの場所で出てきた株の花が切れに咲いてます。

畑では今、カラスノゴマが花盛りです。

最初は庭のほうに植えていたのがなぜか2年ほど前から畑にも生えるようになって、今年は畑のあちこちで群生で咲いています。

セツブンソウの植え替えは9月が良いと聞いています。

いちばん最初にセツブンソウの種を頂いた私にとっては山野草の師匠ともいえる方にそう教わりました。9月ならまだ根や芽が動き出してないからだろうと思います。

セツブンソウの針やポットはいくつもありますが、大株だけを植えてあった浅鉢を今朝ひっくり返してみました。

セツブンソウは不思議と球根が増えるということはないようで、今回も大きな球根が４つ出てきました。大きな球根だと、一株から10ほども花を咲かせるので、見事です。

この鉢には種がこぼれてその子株の小さな球根も土に紛れ込んでいるので、土はうっかり捨てられません。

早いもので、あと4か月もすると、今度はセツブンソウの季節ですね。