シマカンギク満開の里山で、その3、
10月初めには、丁度花が咲き始めたばかりでしたが、すでに花は終わり、綿毛になっています。これが冬になると葉も枯れてしまい、残っているのは綿毛だけとなるのです。
山頂ではシロヨメナ、ヤマラッキョウ、シマカンギクの3種類の花が見られました。
ほぼ花は終わっていますが、ヤマハッカも多いです。10月末頃だと、ヤマハッカが綺麗だったでしょうね。
トゲが対生であるのが特徴です。
Rさんの話では山ではイヌザンショウは多いけど、サンショウはそれほど見かけないとの事です。
急な坂を身長に鞍部まで下ってくると、すでに午後1時近い時間です。
鞍部から、今度は反対の東方向の山に登ります。
ちょっとした鎖場を登ると、比較的展望のある場所に出るので、そこでお昼にします。
岩場から直線距離にして70~80mほど向こうが断崖になっていて、断崖にシマカンギクが一面に咲いているのが見えました。
人はまず近付けないような場所です。高知の海岸の断崖絶壁で咲いているノジギクを思い出しました。
位置的に見て、西日が良く当たる場所なので、花つきが良いのでしょう。
山道沿いには先ほど歩いてきた山ほどは花は多くなさそうです。やはり岩場なので、花は育ちにくいようです。
でもたまに岩場で咲いているシマカンギクは花弁が短くて、いかにも可愛い花でした。
山頂で休憩していると、ふと、ボクチかアザミのような花の咲き跡が目にとまりました。
結局、Rさんが一旦帰宅した後に、携帯メールで知らせてくれて、タムラソウとわかりました。
タムラソウって、こんなに大きな植物なんですね。草丈は1m近くもありました。
春先に芽を取られることも少ないのか、立派な葉を茂らせていました。
登るときには気づかなかったのですが、下りではカマツカの木に実がなっているのがわかりました。
実は、少ししわしわになりかかっています。
岩場に立っているお地蔵様の正面に、真っ赤に色づいたハゼノキ・・。
テイカカズラにもサヤみたいな実がなっていました。鞘はとても長いのです。でも、まだ綿毛を飛ばせてはいません。綿毛を飛ばすのは冬になってからのようですね。
鞍部まで下りてきたら、ふたたび車道を下りますが、午後の陽射しの中で、山肌が色づき始めているのがはっきりと見てとれました。
土がむき出しになった斜面に見慣れない葉っぱと黒い実があります。
Rさんに尋ねると、最初はヤブガラシと教えてもらったのですが、これもメールで「アマチャヅル」と正しい名を教えていただきました。
ヤブカラシとはやっぱりちょっと違いますよね。
ヒヨドリジョウゴの実が綺麗ですが、道の邪魔になるのか、切られていたようです。
山地では、たまに見かけるベニバナボロギクがそろそろ綿毛を飛ばそうとしています。
オレンジ色の花は、雑草にしては可愛いですね。
うちの庭のビワは去年主人が切ってしまったので、もう自宅で撮影ができません。
この花を撮影することにしました。それにしても11月半ばにすでにこんなに咲いているのですね。
低山にも多いガマズミの実です。果実酒にできるそうですが、一度試してみようと思いながら、まだ実行していません。酸っぱい実は、果実酒にすると美味しいそうです。
眼下には讃岐平野が広がっています。
今年は夏によく照ったので、みかんの甘さが抜群なのだそうです。
こんばんは!!
すっかり寒くなってきましたね~。
写真を見てて思い出しました・・・そういえばさっき、公園で赤い実のついた枝を拾って帰ったんだった。
花瓶に挿さないと~。
みかんがすごく美味しそうです♪
投稿: ちゃっぴー | 2008-12-01 19:14
ちゃぴーさん、こんにちは。
12月ともなれば、さすがに朝晩は寒いですね。
一昨日の夜は流れ星を見ましたよ。夜空が澄んでいる季節でもありますね。
赤い実の付いた枝を拾って帰ったんですか?
何の実でしょう?
見に行かなきゃ・・・。
今年はみかんは美味しいそうですよ。この前は信州でリンゴがなってるのを見たし
リンゴもミカンも木になってる風景っていいですよね。
投稿: keitann | 2008-12-02 11:49