011年、スミレ散策、その1、アオイスミレ
今年も桜の花が咲こうかという季節になってきて、いよいよスミレのシーズンに突入したようです。例年なら、アオイスミレから始まるはずのスミレ散策ですが、今年は大番狂わせもいいところで、3月末の今日になって、アオイスミレを大量に見てきました。
因みに私のブログ中で、今までのアオイスミレの初見の日を調べてみると、いちばん早いのが高知の横倉山で見たもので、これは1月31日に見ていますが、高知は別格でしょうね。
香川の山でも早い年は2月3日に見ています。
今年は、いろいろな都合で、アオイスミレの咲きだしそうな時期に山にあまり行けなかったのですが、それでも3月初旬には今日行ったのと同じ場所に行ってますから、それだけアオイスミレの開花が遅れていたということでしょう。
3月初旬には全然スミレの気配のなかった場所にアオイスミレがたくさん咲いていました。
アオイスミレと言う名前は葉がフタバアオイの形に似ているところからだそうです。
確かにこの形はフタバアオイに似てますね。
葉は円心形か~円形で、全体に毛が多いそうです。
スミレの中では見分けやすいスミレだと思います。
私が覚えたスミレの中では2番目か3番目に覚えたぐらいですから・・。
咲く時期が早いこと、山地の沢筋など湿っぽい場所に多いのも見分けやすい理由です。
側弁が何かを抱くような形で、内側にカーブしているのも特徴かもしれません。
花は小さいです。
これはシロバナショウジョウバカマの群生している場所に咲いていたアオイスミレです。
どちらも四国の山の花の中ではフクジュの次ぐらいに早く咲く花ではないでしょうか。
新葉は両側が巻いたように出てくるのも特徴とか・・。
まだ寒い頃から咲き始めるスミレですが、3月末になってから見られる、今年みたいな年もあるのですね。
でも、今日の散策のおかげで、アオイスミレを見そびれることがなくて、ほんとに良かったです。
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