011年、スミレ散策、その2、コスミレ
コスミレはいろいろな場所で見かけるスミレですが、人里離れた山奥では見かけません。里山や道端などによく咲いているようです。
アスファルトの道路に咲いているのはコスミレがいちばん多いように思いますが、いかがでしょう?
里山の車道法面のブロックの隙間から咲き出したコスミレです。
3月29日撮影ですが、前回この場所を通った3月13日には花は一つも咲いてませんでした。
まるでバニーちゃんみたいに上に突き出した上弁が特徴的で、個人的な感想ですが「おきゃんなお嬢さん」というイメージに見えるのは私だけでしょうか??
昨日紹介したアオイスミレのひっそり地味な花とは対照的な気がします。
距は円筒形でやや長いとありますが、すっきりした距ですね。
何年か前には見事にコスミレの行列となっていましたが、今年は半減していました。
最近は花を見るだけで、コスミレとわかりますが、数年前までは同定に苦労したスミレです。
そういうときは葉を見るのが良いかもしれません。
これは3月9日に海辺の山で逸早く咲いていたコスミレですが、同じアスファルトの隙間に咲いていたコスミレですが、ごく咲き初めで草丈は3センチぐらいしかありませんでした。
しかし、花や葉にどことなく共通なものが見て取れると思います。
スミレを見分けるには、いろいろな場所に咲くスミレをなるべく数多く見ることに尽きるな~と思っています。
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