残り花・・・ニカンドラ
2,3日前のこと、畑で草抜きをし、チェリーセージのぼうぼうと伸びた枝を手折って、剪定代わりにしていました。
枝がすっきりして、株元が良く見えるようになったら、ニカンドラの水色の花が一輪咲いているのが見えました。
確か11月にも咲いていたのですが、さすがにその一輪が最後の花だろうと思っていたのでした。もともとは夏の花で、きちんと種を播いて育てた年は草丈が1m近くにもなって、それはいかにも夏の花と言うぐらい成長旺盛でした。ところが種を播かなくなってからも、毎年、どこからかこぼれ種が芽を出して、咲いています。肥料もやらないし、水遣りもしないので、まるで野の花みたいに小さく、まして晩秋や初冬に咲く花は一層野草 っぽい佇まいです。
今朝、畑に出てみると、昨日、今日の雨で株もとの土が花びらに跳ねて、花が薄汚れていました。
しかし、そんなところも野草っぽくて、なかなか味わい深い眺めでした。
ペルー、チリなどと言う南米が原産らしいですが、どことなく日本人好みの花だな~と思います。
かくいう私もブルーの花が大好き人間なので、この花は好きです。あまり大きくしないで30センチぐらいの草丈に抑えると野草っぽくて良いです。
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