トロパオエルム・ブラキセラス(芋ナスタチウム)
随分難しい学名で、よほど花にのめりこんでいる人でないと、聞いたことがない名前だと思います。私もナスタチウムの仲間というぐらいしか知りませんでした。今、検索するとノウゼンハレン科ノウゼンハレン属の植物です。
ノウゼンハレン科の花というと、よく知られているものには赤や黄色の花を咲かせる金連花がありますが、今年育てたブラキセラスはツル性の植物です。
仙台の花友さんにいただいた種を去年の10月に播きました。
小さな芽ですが、発芽は順調でその後の成長も問題ありませんでした。鉢に3,4株を寄せ植えにするとよいとのことで、浅鉢に3株ほど寄せ植えにして支柱を立てました。しかしツルたるや相当細いツルで、葉っぱも小さくて、頼りないことこの上なかったですが、3月下旬には開花しました。
花は筒状の花で花の長さは1センチほどで、すごく愛らしい花です。
花後に地上部は枯れ、地中に芋ができ、休眠に入るようです。私もまだ今年育て始めたばかりなので、詳しいことはわかりませんが、来年はもう少し詳しい情報が提供できると思います。
因みに同じナスタチウムの仲間でツル性のカナリークリーパーはここ3年ほど、毎年育てていますが、こちらは一年草扱いで、種で更新します。地中に芋が出来ないタイプです。
ハナミズキの後方で咲いているのがカナリークリーパーです。
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