実生のクリスマスローズ
最近ではクリスマスローズの交配が盛んに行われていて、ダブル咲き、セミダブル咲き、ピコティ咲き、様々なタイプの花がどんどん出てきています。
私は昔からクリスマスローズを育ててはいましたが、交配したこともなく、ただ、毎年、眺めているだけでしたが、6,7年前から、親株の株元に種がこぼれて双葉が出てくるので、それを育てるぐらいのことはしていました。
丁度咲き始めた、このクリスマスローズは4,5年前にそんな双葉を拾い上げて育てた株の花です。親株は、中庭に植えてある、ピンク系の株か白花の株です。
ところが去年、子株の初花が咲いたのですが、咲いた花は似ても似つかぬブロッチ入りの花だったのです。今年もやっぱりブロッチ入りの花を咲かせました。
ブロッチは良く見ると、ほんの少しだけあります。
株の雰囲気や花の咲き方が良く似ています。
何より、花の開花時期がどちらもすごく遅くて、3月半ばぐらいにならないと咲きません。
クリスマスローズのハイブリッド種は交配を重ねているので、実生で咲かせた花は、数代前に遡って、どの形質が一番出てくるかがわからないようです。咲くまで、どんな花なのかわからないところが、クリスマスローズの交配に魅せられた方たちの情熱の源なんでしょうね。
そういえば、去年初花を咲かせたスモーキーブルーと思われる株の二番花が開花しそうなので、ルーセブラックと並べて見ました。
ルーセブラックに比べると、やはり青みがかっているようです。
今年は植え替えをしなかったニゲルの鉢からもこぼれ種発芽が始まっています。
実生の株まで育て始めると、すごいことになりそうなのですが、ちょっとはまっていきそうな感じです(^_^;
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