ニゲル子株に花芽
数年前から育てていたニゲルの株に去年はびっくりするほどの花芽が上がったのでした。
去年の親株の開花の様子はこちらです。
ところが、こんなにたくさんの花を咲かせたのは、どうやら最後の力を振り絞って咲いてくれたようで、花後に、親株はあっけなく枯れてしまったのでした。
ニゲルは種が結実し易いのか、数年前にたくさんの種を採取できたことがあって、その種を播いて育てた子株が数株育っていたのですが、2,3日前に見てみたら、なんと、子株に花芽が上がっていました。
画像中に、わかりにくいですが、白いのが見えているのがそうです。
ニゲルはクリスマスローズの中では早咲きの品種で、唯一、クリスマスの頃に咲くクリスマスローズだそうですが、この調子だと、今年はほんとにクリスマスに咲くかもしれませんね。
古葉はたったの一枚しかないというのに、花芽を挙げてなんともいじらしいですね。
それにしても、親株は死すとも、こうして子株に脈々と遺伝子が受け継がれて、こうして1年も絶やすことなく花を見せてくれることに、あらためて植物のたくましさを再認識したことでした。
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