ジギタリスいろいろ
ジギタリスは割合最近、日本でも馴染みが深くなった花だと思います。
イングリッシュガーデンというのが流行り始めて、バラに合わせる花としてクレマチスやジギタリスがもてはやされるようになった気もします。
そういう私は自分ではイングリッシュガーデンに特に興味があるというわけでもないですが、ガーデン雑誌の「BISES」をほぼ創刊号から2年間ほど購入しました。そのBISESに載っていた花で素敵だと思い、育て始めた花に、ビスカリアなどがあります。
クリスマスローズなどは私のほうがこの雑誌よりも育てるのは早かったような気もします。
今は「ターシャの庭」人気などに代表されるようにガーデンがすっかり定着しましたが、こと、花を育てるということにかけては私の趣味は雑誌にも引けをとらないほど流行の先端を行ってたかも知れません。
話がすっかり逸れてしまいました。
ジギタリスは今年我が家の庭で育っているのは5種類です。
画像は中でも今年の新顔でジギタリス・デュービアです。横浜の花友さんに種を分けていただいたもので、09年早春に発芽したものですから、種まきは08年秋だったようです。
2年足らずで開花ですから、ジギタリスとしては普通です。
小型のジギタリスで草丈は精々50センチ。
スペイン原産の原種らしく、葉や茎などに白い毛がびっしり生えています。
この毛のせいか、乾燥にも強いようで、うちのように乾きがちな土地柄にはぴったりです。
ジギタリスはだいたいが草丈の高いものが多いのですが、これなら数株をコンテナに寄せ植えしても大丈夫です。
今から、人気が出る品種だと思います。
こちらは苗を買い求めて育てているジギタリス・アプリコットです。
以前、種から育てたT&M社のアプリコット色のジギタリスもありましたが、いつの間にか絶やしてしまいましたので、種採取用に買い求めたようなものです(^_^;
種はイギリスの種苗会社に注文すれば入手できますが、苗を買ったほうが手っ取り早いし、お安いかも・・。
仙台の親友がこの色のジギタリスが欲しいというので、花後に種採取して苗を育てるつもりです。
島根の花友さんから種を分けていただいたのを育てています。
この株から採取した種から、新たな株が育っていて、芝生花壇に植え込んでいますので、来年は数株咲く予定です。
ジギタリスは小さな種がいっぱい採取できますし、一端発芽さえすれば、後は比較的楽に育ちます。
この前もアップした普通のジギタリスのほうはただいま私の背丈にまで伸びました。
まだまだ花芽があるので、最終的には2m近くになると思います。
後一種類はジギタリス・ルテアといって原種のジギタリスですが、こちらは今から花芽が上がってきそうな気配なので、また後ほどご紹介します。
ジギタリスにもいろいろあるんですねえ!!
ブログを見るたびに驚きます。
我が庭でも今、ブルーベリーの木の間で花を咲かせています。
普通のジギタリスですが・・・・。
これまで種が落ちて、勝手に育ってくれるのを待っていましたが、
種まきの技術を覚えたくなってきました。
投稿: 703 | 2010年5月17日 (月) 23:46
703さん、こんにちは。
ジギタリス、ほんとはもっとあると思いますが、私のところにたまたま集まっただけでも5種類でした。
もともと丈夫な花のようですが、原種系のデュービアなどはほんとに強くて、これなら誰でも育てられると
思いました。
普通のジギタリスはうちではなかなかこぼれ種が育つところまではいきませんね。
種が小さいのもありますが、我が家の庭は乾燥しがちなので、とにかく乾燥に強いものでないと
こぼれ種からは育ちません。
先ほどブログを少し見せていただきましたが、種まきをせずに庭を維持されているのでしょうか?
それもすごいですね・・・。
種まきしないでとなると、株分け、挿し芽、こぼれ種期待?
一年草や二年草はやはり種まきのほうが確実ですね。
それと山野草も・・。
投稿: keitann | 2010年5月18日 (火) 11:38
種まきはしたことがない・・・・種をパラッと放り投げるのを種まきとは言わないですよね(笑)
宿根草が多く、一年草は、友達がくれるのを植えるか、こぼれ種に頼っています。
それくらい初歩的な庭なんですよ。
株分け、挿し芽はできて、時にしています。
山野草を育てるなんて、本格的なことはできないと思います。
買って来たのを枯らさないよう、水やりに気を配るくらいのことです。
細かいこと、丁寧なことが苦手な、おおざっぱな性格なので、すべてがテキトーに進んでいます(笑)
本当にまたいろいろ教えてください!!
投稿: 703 | 2010年5月18日 (火) 22:58
そうですね・・・・たねを放り投げるのは種まきとは言わないんでしょうね(^_^;
一年草は種を多くつけるので、私などもたくさん育てすぎたのを、周囲の人に分けて
上げることが多いですよ。
でも、オープンガーデンまでされていらっしゃるのなら、種まきのチャレンジされても
良いかもしれませんね。
ちょっとしたコツさえ憶えれば後は簡単ですよ。
私は逆に、種まきから園芸に入ったので、刺し芽は今も下手ですし、株分けは最近ようやく
自信がもてるようになったばかりです。
細かいことが嫌いなのは私もそうなんですが、その私にすら出来るぐらいですから、それほど
大変な作業でもないですよ。
逆にあまりきちっとした性格の方は融通が利かず、水遣りしすぎて枯らすなんてことも
あるようです(^_^;
投稿: keitann | 2010年5月19日 (水) 14:48