源平ツリフネソウとキツリフネ
先週の末頃、実家近くの海辺の低山に行ったときのこと、ある種苗屋さんに立ち寄りました。
こちら方面に来るときは、ちょくちょく立ち寄る種苗屋さんです。買いたかったのはヘブンリーブルーの自家採取の種からの発芽が良くなかったので、市販の種を買うためでした。
そのときに、レジの近くで目に付いたのがこのツリフネソウです。学名も何もなくただ「ツリフネソウ」と記してあり山野草と表記してあったのです。
花はまだ咲いてなくて、どんな花が咲くかわからなかったのですが、150円とずいぶん連れ帰りやすいお値段だったので、買い求めてきました。
昨日、庭仕事をしていたときのこと、ふと見たら、まだ植え替えもしてない、ツリフネソウというラベルのついた花が咲いていました。
ほんとのツリフネソウは四国ではあまり見かけないですが、中国地方などに行けば、ちょっした山地で群生で咲いていますが、案の定、咲いていた花は中国地方の山地で見ているツリフネソウではありませんでした。
検索してみるとゲンペイツリフネソウ、またはハナツリフネソウという外国産の花です。原産地は西ヒマラヤだそうで、北海道では帰化植物として野生化しているとか・・・。
ゲンペイツリフネソウという名前はどこかで聞いたような名前でしたが、見るのは初めてです。
一年草ですが、種から簡単に育つとも書いてあります。
花色は下半分が濃い目のピンク、上半分が白です。そこから源平ツリフネソウという和名がついたんでしょうね。
なるほど、山で咲いているツリフネソウと形は同じですね。
でも、山で咲くツリフネソウは距がくるりと巻き込みますが、このゲンペイツリフネソウは真っ直ぐ伸びているだけで、ちょっと味気ない雰囲気です。
ところで、5月にお向かいの方からいただいたキツリフネですが、一向に花が見えないと思っていたら、閉鎖花ばかりを咲かせていたようです。
閉鎖花からの種はどんどんつけていて、触るとぴ~~んと弾けてびっくりしました。
上のほうには花芽がまだついているので、何とか普通の花も見てみたいと思い、日陰に置いてあったのを日向に出してきましたが、今のところ、まだ黄色い花を見ていません。
それにしても、キツリフネに閉鎖花があるなんてこと、育てるまで全然知りませんでした。
山では毎年のように必ず見ている花なんですけどね。
やはり、育ててみて初めてわかると言うこと、結構多いですね。
そうなんですか!私もキツリフネに閉鎖花があるなんて初めて知りました。
じつは生えたばかりの苗をもらって育てています。まだうちのはずっと小さいです。咲くのかな。
投稿: noi | 2011年6月21日 (火) 21:26
noiさん、こんばんは。
そうなんですよ。
キツリフネに閉鎖花があるなんて、初耳でしょう?
山でたまに見てるだけではそんなことわかりっこないですもんね。
閉鎖花といえば、今頃の低山に行くとスミレが閉鎖花いっぱい
つけてますよ。
意外と私たちって、花しか見てないものですね~。
noiさんちのキツリフネは、まだ小さいのなら、日に当てて育てるように
すればいいかも、ですね。
うちは手遅れかも?
投稿: keitann | 2011年6月21日 (火) 23:43