キレンゲショウマ蕾
キレンゲショウマは言わずと知れた剣山の名花です。
私は2002年に山歩きを復活してから、毎年のように剣山まで見に行っていますが、そのキレンゲショウマを育ててみようとは、ついぞ思ってもいませんでした。
ところが、そんな私のところに、去年の3月末に、ネット花友さん経由でキレンゲショウマの株が送られてきました。去年は葉っぱだけで、花芽もあがりませんでしたが、そんなものだろうと思いこんでいました。
5月に母とカザグルマの自生を見に行った時、道の駅で野菜などと一緒に、様々な山野草が売られていて、どれも見事に管理された栽培品でした。
母はサラサウツギを買い、私はキレンゲショウマとオオクサボタンというのを買って帰りました。
購入した時にすでに花芽が上がっているのを確認していたので、よほど管理を失敗しない限りは花が咲いてくれるだろうと思い、買ったのです。
しかし、良く聞く話では、キレンゲショウマは夏の暑さで蕾がきれいに開かないとか、葉っぱが虫に食べられてボロボロになるとか、そんな話ばかり耳にします。
半分ぐらいだけ期待していたのですが、その花芽に黄色い色がついて、いよいよ膨らんできました。ここまで来たら、咲いてくれるんじゃないかと、期待も膨らみます。
去年は花芽が全然上がらず、今年も期待はしたなかったのですが、去年より、ぐんぐんと大きくなるので、春になってから二度目の植え替えをしました。
そうしたら、6月初めに小さな花芽がつきました。
今、ようやく、高知で買った株の5月頃のと同じ大きさの花芽になりました。
しかし、今から梅雨が明けると、めちゃくちゃ暑くなるのです。
その暑さの中で、この花芽がうまく大きくなるかどうか自信はありません。
それでも、去年はつかなかった花芽がついたのですから、一歩前進でしょうか・・。
剣山で見るキレンゲショウマ以外にキレンゲショウマを見ることはないと思っていましたが、意外と早く、そんな思いが覆されそうです。
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