ナツズイセン、咲き始める
もうすぐ80になろうかという高齢の花友達がいます。
友人のお母さんで、今も畑でばりばりと花や野菜を作っている元気なおばあちゃんです。
娘である私の友人よりももしかしたら、お元気かも知れません。
畑仕事は、そのぐらい体にも頭にも良いのですね。
さて、去年、ナツズイセンの球根をそのおばあちゃんからいただきました。
全部で10個近くもあったでしょうか。大きな球根でした。
山里などで、よく畑の片隅に植わっているのはよく見ますが、育てるのは初めてなので、勝手がわかりません。彼岸花の仲間ですから夏前に植え付ければ良いかと思い、5月ぐらいに植え付けたと思います。その後7月に葉っぱが出ました。
その後、葉っぱは枯れてしまいました。車でこの前から走っていると、あちこちでナツズイセンの咲いた姿を見かけるようになりましたが、私が植えたナツズイセンは一向に何の気配もありません。今年は植えたばかりなので、葉っぱだけ出しておしまいかな、と思っていました。あるいは猛暑だったので、駄目になったかなどと心配しました。
ところが2,3日前に水やりの際、ふと見ると、花芽が上がっています。
今朝はなんと咲き始めていました。
そうです。彼岸花の仲間ですから花の咲くときは葉っぱがないのですね。彼岸花は花が咲いた後に葉っぱが出ますが、このナツズイセンは葉っぱが先に出るんですね。
何にせよ、いただいた球根から花が咲いてほっとしました。夏の暑い時期にやわらかなピンクの花は貴重です。
そういえば、白花彼岸花や春咲きグラジオラスの球根も、このおばあちゃんからいただいたものなのでした。
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