バイカウツギ2種
バイカウツギは5年前の南アルプス、仙丈登山の際に前山で見かけて以来、気になっていた花木で、もし市販されているならば庭に植えたいと思っていました。
最初にまず、西洋バイカウツギベルエトワールというのを手に入れたのですが、地植えは避けたいと思い鉢に植えていたらジリ貧で、この早春に植え替えをしたら復活してくれました。
また、普通のバイカウツギと書いた苗は3年前に買い求めたのですが、こちらも咲いてみると八重のような花が咲き、山で見るバイカウツギの楚々とした風情とは趣が異なりますが、それでも毎年、この季節になって花を見せてくれると嬉しいですね。
バイカウツギの特徴なのか、枝がひどく伸びて、樹形が整いません。
長~く伸びた枝の先に花を咲かせますが、花は甘い爽やかな香りがあります。
向こうに見えている大木の幹は我が家に勝手に生えてきて、すでに20年あまりになる桐の大木です。
娘の嫁入りダンスにでもなどと昔は思っていましたが、嫁入りダンスどころか嫁入り布団さえ持っていかない今のご時世になて姉妹、今ではもう木陰を提供してくれるだけのお役目です(^_^;
ベルエトワールのほうも、性質は同じで、やはり長く伸びた枝の先にぽつんと花が咲きます。
花の芯に赤い色が入るのが特徴です。
香りは↑の普通のバイカウツギより、強いようです。
咲き進むと赤があまり目立たなくなるようですが、覗き込んで見ないとよくわかりませんね。
花芽はまだたくさんついているので、これからもしばらく楽しめそうです。
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