庭の四季を綴る

しょっぱなから名前が分らない種類のシレネを登場させて申し訳ないのですが、今朝、畑に出てみるとこのシレネが開花していました。

花が咲いたので、シレネとわかりましたが、株を見ていた間はこれが何の花なのか、全然見当もつきませんでした。

特に面白いのは、この花芽です。

咲いてしまえばただのシレネですが、他のシレネとは花芽の着き方が違うように思いました。

株はこんな感じで、ちょっと見た感じ、草のようにも見えるのです。

でもうちの畑にはこんな草は生えないので、とりあえず花が咲くまで抜かずに様子を見ようと思い、残していたもので、株自体は１，２年前からあったと思います。

もしかしたら、花友さんにずいぶん以前にいただいたのを、忘れていた可能性もありますね。

名前が分らないのが残念なほど、咲いてみると可愛い花でした。

こちらは５，６年前から我が家の定番の花となっているシレネ・サクラコマチです。

ソウ言えば聞こえは良いですが、ムシトリナデシコの仲間だと思うのですが色が淡いピンクなので、可愛いです。

この種はあちこちに差し上げましたが、どなたも喜んで下さっているようです。

我が家では種まきせずとも、あちこちからこぼれ種で育つので、維持は楽です。

真っ白のオンファロデスと一緒に濃いピンクで咲いているのはフクロナデシコでしょうか。

これも５年ほど前に友達のお宅に行っていて、種をいただいてきた花です。

実家にも持っていきましたが、切り花にもなるそうで母はずいぶん喜んでいます。

こちらは育て始めて２年目になるシレネ･ディオイカです。

これは草丈が高くなるので、切り花になります。

株は我が家でも結構宿根しました。

色はピンクの濃いものとやや薄いものがあるようです。

こちらは畑に地植えしてあるシレネ･ピンクピルエットです。

シレネの仲間でもやや小型です。

ピンクの小さな花をたくさん咲かせるので、可愛いです。

同じシレネ･ピンクピルエットでも、種から育てて鉢に植えたものは、どことなく上品に咲いています。

これも結構、こぼれ種発芽をするようで、芝生の中から出てきて、ピンクの小花を咲かせています。

シレネの仲間がなかったら、初夏の花壇も淋しいかもしれません。