ツクシカラマツ
2年前に山友達のTさんの知人の方から、山野草をたくさんいただきました。
その中にツクシカラマツがあったのですが、去年もよく咲き、今年もまた咲き始めました。
線香花火みたいな可憐な花は、濃い緑の葉っぱに良く合って、可憐そのものです。
去年も検索して調べたのですが、一応、日本の自生種ということになっているそうですが、まだ見つかってないそうです。
屋久島原産と言う説もあるそうですが、こうして栽培された株だけが残っていると言うのは、なんとも不思議です。小豆島に自生しているミセバヤも、戦後、ようやく確認されたそうですから、綺麗な野草の運命ってほんとにロマンを感じます。誰か、ツクシカラマツの自生の画像でも撮影成功しようものなら、植物界の大ニュースになりそうですね。
冬の間は地上部がなくなり、春になるとぽっちりと小さな芽を上げてきます。
毎年、今年は枯らしてしまったかとほんとに心配になります。
去年は速めに植え替えや株分けをしたのに、今年はずいぶん遅く、5月になってから株分けしたので、調子は今ひとつです。
でも、増えていることは間違いなさそうなので嬉しいですね。
我が家でも夏越しの容易な野草ですが、屋久島に自生しているとあれば、それも頷けようというものです。
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