3年ぶりで長火鉢を出す
義妹が好きで、昔よく出していた長火鉢をこの前出したのは3年前のことになりました。
一昨年は嫁ぐ娘のために娘のお雛様を、去年は私の雛人形を出したもので、長火鉢を出すまでの気力がなかったのですが、今年は仙台の友人が我が家に来るのを機に長火鉢を3年ぶりで出しました。
一昨日も友人のために炭を入れていたのですが、今日も午後から義妹と友人が見えるというので、火鉢など古いもの好きの友人のために火を入れました。
この茶器ともぐい飲みとも見えるのは、仙台の友人と車で走っていて、たまたま通りがかった骨董屋さんに入って買い求めたものです。
彼女も私も昔は古いものが好きで、お互いに20年ぐらい前までは骨董屋に行く機会もあったのですが、私のほうは最近はアウトドアの趣味が高じて、骨董屋を訪ねることもほとんどなくなりました。
右端の久谷の煎茶用の急須も10年ほど前に高松の骨董屋さんで安く買い求めたものです。
真ん中あたりの久谷は、義母が愛用していた煎茶用の茶器です。
手前に見えている銅壺のようなものも、この日立ち寄った骨董屋さんで買い求めてきたものです。
銅壺かと思ったら、野外でお酒を楽しむ道具だそうで、なるほど取っ手がついていますね。
昔の人がお花見の時など、これを持って行って、花見酒を楽しんだのでしょうか。
五徳が大きいので、ちょうど良い鉄瓶を探していたら、こんなのが茶室から出てきました。
大きめのごとくにぴったりです。
この鉄瓶で淹れた煎茶や玉露、コーヒーなどを義妹たちに楽しんでもらいました。
骨董屋さんにお土産にいただいた真っ赤なツバキを東南アジアの壺に生けてみました。(お花は育てるのは好きですが、行けるのはからっきしだめです)
夜は夜で、同壺で仙台の友人からいただいた「一ノ蔵」を熱燗にして、美味しくいただきました。
長火鉢の陰で、ゆったりと過ぎた一日でした。
3年前にアップした長火鉢の記事はこちらです。
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