12月12日の庭
先ほども書いたように、今日は久々にお出かけ予定のない日なので、先ほどから塀周りの掃除をしたり、北庭の掃き掃除をしたりしていました。
北側の庭には松がまだ2株あって、今の季節は松の落ち葉掃除が大変です。
松の葉っぱはこの辺では「こくば」とも言い、良い燃料になるので、私が子供の頃は裏の山に「こくば搔き」と言ってお風呂をかまどで焚くために山に落ちた松葉を拾いに行ったものでした。
私の実家は核家族で、両親が比較的早くからストーブを使っていたのですが、両親が家を建てる間の一年間ほど、祖母の家に仮住まいしていたことがあって、そのときはお風呂焚きが私と弟の仕事でした。
数度だけですが、祖母宅から歩いて10分ほどの低い山に「こくばかき」に行ったことがあります。
先日、高校時代の友人と里山に登った際、「こくばかき」の話が出て、友人は小学生の頃はしょっちゅうお母さんと一緒にこくばかきをしていたそうです。松葉を拾い集めて、束にして、大人は大人用に大きな束に、子供は子供の体に見合った小さな束を作って背中に背負って持って帰ったとか・・・。
今の時代からは想像もつかないような話ですが、その頃は里山も荒れずにすんでいたことでしょう。その低い山でマツタケさえ採ったことがあるんですから・・・。
松葉の掃き掃除をしていたら、ついそんなことを思い出しました。
畑に出たら、今日はモネがついてきました。
ネリネの後ろ側のヤブカンゾウの葉も黄色くなっています。
増えすぎたので、今年こそ抜いてしまおうと思いながら、毎年、どっさり出てきます。
山に咲くこの花が、庭で咲いてくれる嬉しさ・・・。
先日みえた花友さん宅ではマンサクを抜いてしまったとかで、驚きました。
確かに園芸的に見れば、地味な花ですが、味わい深くて私は大好きなのですが・・・。
カシワバアジサイはなかなか落葉しませんが、光の加減で、鮮やかに見えた一枚・・・。
この実は野鳥のエサになるんでしょうか?
そういえば、先日掃除していたら、ミセバヤの種が落ちたか、庭土からミセバヤが出てきていました(^_^;
拾い上げてやらないと、踏まれてしまいそうな場所でした。
さて、今日こそは今から球根の植え込みを始めます。
コメント