サルスベリと言えば、私がかなり以前から知っている木の名前で、逆に言うと二十歳ぐらいまで木の名前はほんとに知らなかったような気がします。
その私がサルスベリを知っていたのは、母校の中学の日本庭園に植えられていて、池とサルスベリを題材に絵を描いたからです。名の通り猿もすべりそうなつるつるの樹肌は子供心にも妙に納得したものでした。
サルスベリは暑さには相当強い様で、今年は車で横を通りがかる家々の庭でも見事に咲いているのをよく見ます。うちのサルスベリは?と近くまで行って見上げてみました。
うちのサルスベリは東西にマツとゴモジュの木があってはさまれるように植わっていて、おまけに南側には倉庫の壁が迫っていて、3方取り囲まれているので、上にしか伸びられないのです。
そのため、毎年。みずぼらしい花つきでしたが、去年、主人が隣の松の枝を大幅に刈り込んだおかげで、今年はまずまずで咲いています。
千日紅はそのまんまのセンニチコウというのも面白いですね。
確かに花期が長くて、いつまでも綺麗ですが、株の下にはピンクの花弁がそのままの綺麗な色で落ちています。
強烈な青空に似合う花色ですが、たまには夕立の一つでもと願うこの頃です。
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