畑植えのクリスマスローズ
私のところでは初期に買ったクリスマスローズは、地植えにしていました。
もともと一年草のカスミソウだのヤグルマソウだのを植えていたので、花はすべて地植えで育てるという思い込みがあったのもあります。鉢をもってなかったこともありますね。
私の記憶では我が家で3番目に古い株です。2番目は白い花を咲かせる株で、ニゲルと思って購入したのですが、花期が随分遅くて、最近ようやく地面から顔を出したばかりの株なのですが、どうやらオリエンタリスだったようです。
で、元に戻って、この畑植えの株も植え付けてからすでに10年経っていると思います。西日も当たるし、土は乾燥しているしで、クリスマスローズには決してよい環境ではないのです。唯一良いのは、近くにチェリーセージやボックセージといった大型のハーブを植えてあるので、夏場はそれらのセージの茂みの陰にすっぽり入ってしまうことです。そのぶん蒸れるのではないかと思いますが、今のところすこぶる丈夫で、花つきも良いです。
花茎が短くて、しかもうなだれて咲くので、花の顔を見るのは至難の業です。
一輪だけ、葉っぱに引っ掛けて少し上向きにしてみて撮影しました。
なかなか綺麗な赤紫色で、蘂も良い形ですが、いかんせん、下向きで半開きなのが、昔のクリスマスローズですね。
二年ぐらい前に株分けして、横浜の友人宅に送ったらちゃんと根付いたそうです。そこで、今年も株分けして、近くに植え替えたら、これもちゃんと根付いて花をたくさんつけています。クリスマスローズの株分けは意外と簡単ですね。
keitannさん、今頃このブログに気づいてごめんなさい。
やはり、濃い色付のクリスマスローズは
豪華にみえますねー。
こんなに素晴らしい花なんだから
恥ずかしそうにうつむいていないで
上を向けばいいのにねぇ。
投稿: あすかちち | 2008年3月 7日 (金) 12:42
あすかちちさん、こんばんは。
こちらのブログにまでコメントいただいて、ありがとう。
昔から花を育てるのが好きで、野の花を見るのも好きです。ところが同じブログに一緒に書き込むとどうもちぐはぐになるので、一年程前に分けました。
クリスマスローズは今では誰でもが知っている花ですけど、昔は地味な花でした。切花にもなりにくいし、私のような地味な茶花系が好きな人間には楚々とした風情が魅力でしたけどね。
今は脚光を浴びている花で、いろいろと改良されていますが、かえってこういう昔の花はなくなっていきそうですね。
投稿: keitann | 2008年3月 7日 (金) 21:40