キンリョウヘン(金稜辺)
18の頃からの親友のご実家が市内のお城の直ぐ傍にあります。
お父さんが3年前に亡くなられて、時々、横浜から実家のほうにお母さんの様子伺いに友人が帰ってきます。
そんなとき、1,2度は会うので、彼女のご実家に車で迎えに行きます。
ご実家に咲いている花を、そんなときたまにいただくことがあります。
これも一昨年いただいてきた花の1つで、シンビジュームの一種らしいとは思ったのです。花も地味目でシックなのですが、例の如く、名前がわかりませんでした。
去年から今年にかけて、たまに水遣りするぐらいで鉢いっぱいになっているのに、ランの栽培が苦手な私は植え替えもしなかったのです。
ところが、10日ほど前に鉢をじっくり見てみて驚きました。
花芽が10本ほどもあがっているのです。
そして、ちょっと前から咲き始めていたようです。
そんな中、今日、たまたまあるブログを拝見していて、名前がわかりました。
キンリョウヘンというそうで、中国南部に自生するランの一種だそうです。驚いたのは、このキンリョウヘンの花の蜜を日本ミツバチがとても好むそうで、このランを植えておくと日本ミツバチが捕獲できるとか・・・。
うちの周囲は住宅街なので、さすがにこの花にミツバチが来ているのは見ませんが、もっと田舎のほうだと、ミツバチがびっしりととまっている光景が見られるのでしょうかね。
このランはシンビジュームの交配親としても貴重なのだそうです。
そんな知識を得るとますます、このランを大事にしようという気になりました。
こちらは以前ご紹介したアッツザクラで、これも親友のお母さんにいただいた花で、もう50年ほども維持されているという古い品種だそうです。
後で咲いているのは、我が家ではあちこちで種が飛んで咲いているヤクシマタツナミソウです。
3種類いただいてきた最後の花は、これも名前が去年ようやくわかった、エクメア・ガモセパラです。
このブルーとピンクの花の一つ一つがちゃんと開くのですが、今日は閉じていました。
どこかに綺麗に撮った画像があるはずなのですが・・・。
いただいてきたときも鉢いっぱいになっていたので、去年、3つの鉢に分けましたが、それがまた鉢いっぱいになりました。
こんな鉢が我が家には3つもあるのです(^_^;
繁殖力旺盛な植物ですね。
とまれ、友人のお母さんにいただいた花は、今年も3種類とも元気に咲いてくれたので、ほっとするやら嬉しいやらです。
名前もこれでわかりましたし・・・。
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