2010年11月21日 (日)

晩秋の蝶

ここ数日、小春日和が続いていて、畑に出ると、チョウたちがひらひらと飛んでいます。

今、飛んでいるのはキチョウやヤマトシジミが多いのですが、ふと見ると、少し大きめのシジミチョウがとまっています。

Pb211309

華やかな色合いのテンニンギクにとまったその蝶は羽はボロボロで薄くなってしまってます。

ヤマトシジミより少し大きめのシジミチョウのように見えます。

Pb211327 今度はヤグルマソウの葉っぱにとまりました。

もしかするとジェノメチョウの小さいのかもしれません。

蝶は成蝶のまま冬越しするのもあるそうですが、このぶんではとても冬越しは出来そうもありません。

それでも、近くに別のヤマトシジミが飛んでくると一緒になって激しく追っかけたりします。

そのうち、うんと寒い日が来るのも近いでしょうから、それまでの命でしょうか。

こちらも人生の折り返し点はとっくに過ぎて、老いの坂を転がるような日々を迎えてみると、若いときには目もくれなかった紅葉や蝶のこんな姿に、自分と合い通じるものを感じてしまいます。

いろいろなものが見えてしまう年代に突入したということでしょう。

Pb211349 ブロック塀にも何か見えると思ったら、羽を広げてわかりました。

アカタテハです。

こちらは成虫で越冬するそうで、まだ羽もしっかりしています。

それにしても、蝶の影の長さが、今頃の時期ですね。

Pb211353 畑のヘブンリーブルーは、この分だと12月まで咲きそうです。

Pb211364 畑のダイヤモンドリリーも咲きあがりました。

Pb211381 鉢をずらりと並べてある日向では、次のダイヤモンドリリーが出番を待っています。

後方のピンクのボケはオキザリス・ボゥイーです。

トラックバック

このページのトラックバックURL: http://bb.lekumo.jp/t/trackback/1251/25448049

晩秋の蝶を参照しているブログ:

コメント