カンラン、薫る
全部で3本花茎が立っていたカンランですが、うち2本が開花しました。
花の数は全部で12輪です。これだけ咲くと、香りが日に日に強くなってきて、カンランを置いてある庭の入り口を通るたびに、カンランのなんともいえない香りが漂います。
今日は風もなく無風状態だったからか、2mほど近づいただけでもなんとも良い香りです。
3年前に買ったときに、これほど香りがあったとは思わなかったのですが、今年はたくさん咲いたからか、特に香ります。
花を育て始めて、20年ほど経ちますが、年を経るにつれて花の香りに敏感になってくるようです。
目に見えるものでも、こちらが見ようという気がなければ目に付かないとよく言われますが、香りについても同じことが言えるかもしれません。
昔の私はキンモクセイや沈丁花の香りについても、割と無頓着だったような気がします。
今は、ロウバイ、ジャスミンホワイトプリンセス、ニオイバンマツリ、雲南桜草など、いろいろな花の香りを楽しみますが、その中でもこのカンランの香りは私にとってはいちばんの香りです。
カンランは花は言うに及ばず、葉姿、花器などすべてを楽しむものだそうですが、初心者もいいところで、葉姿は今年はもうどうしようもありません。
来年は何とか一歩前進したいものです。
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