チベタヌス、もうすぐ
チベタヌスの花もほころび始めたようです。
チベタヌスは芽出しから開花までがずいぶん早くて、クリスマスローズと言うよりも、山野草の開花と感じが似ています。
私が購入した雑誌にもチベタヌスのことが詳しく書いてありましたが、森和男さんが「チベタヌスは限りなくヘレボルスに近い一種一属の植物ではないだろうかという気がしている」と仰ってます。私もチベタヌスを見ていると、同じ感想を持ちます。
早くも花の内部が見え始めました。
シベが覗いています。
考えてみたら、チベタヌスと私のかかわりは、ずいぶん前のことになります。かなり思い入れのある花なのです。
一番最初にチベタヌスを見たのは、実の10年近く前のことで、高松の商店街を歩いていたとき、花売りのおばさんが自転車に乗せて売り歩いていたのがチベタヌスの大株でした。
草丈は30センチ以上はあり、花芽もたくさんでした。
でも、お値段は8000円でした。
ずいぶん迷ったのですが買いませんでした。
あの時ほど大きい株はいまだに見たことがないです。
その後、高松の園芸店で買い求めたりもしましたが、夏越しが難しく、開花まで至らないことばかり。
なので、チベタヌスの花を自宅で見るのは今回初めてです。
初めてチベタヌスの花を見てから、10年の月日が経ってしまいました。
開花株が花を咲かせるのと同じころ、去年の春に発芽したチベタヌスの実生の株も葉を展開し始めました。
実生の株は暑さにも馴化していくと思われるので、何とか生き残ってほしいものです。
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