お昼に主人とランチを食べた帰りに隣町の資料館でお雛様を見てきました。
初めて見に行ったのはもう１０年近くも前のことになるでしょうか。
無料の展示なので、ほぼ毎年、一度は行っています。
隣町は小さいながら、お殿様が住んでいた城下町です。
お輿入れしたお姫様のお雛さまが飾られていました。お道具にも家紋の四つ目紋が入れられています。
その大名雛の五人囃子です。
さすがに趣のある人形ばかりですね。
誰かが寄贈したのか、きれいな打掛も飾っています。
昭和３０年頃の御殿雛。
あのころは御殿雛が流行りだったそうで、私の雛もこんなに豪華ではないですが御殿雛です。
資料館の中庭では紅梅が７分咲きでした。
こちらの白梅は主人とお昼を食べたドイツ料理のお店の庭に咲いていました。
今日はあちこちで梅の花を見かけました。２月初めにはまだ咲いてなかったのに、咲き始めたら、そこここに咲いているものだとびっくりしました。
古い武家屋敷がそのまま資料館になっているのですが、綺麗なお庭に面したお座敷で、雛を見ながらお抹茶をいただきました。
帰りに主人が「明日は叔父の法事がある」と言うので、思い出しました。そう、１７日は二年前に亡くなった主人の叔父の法事でした。
すっかり忘れていたので、それから慌てて、仏事用のお供え菓子を買いに和菓子屋へ・・・。
和菓子屋さんでうぐいす餅を見かけて、２個だけ買ってきました。
和菓子の中ではうぐいす餅がいちばん好きで、大学時代からうぐいす餅と桜餅だけは近くのお菓子屋さんでわざわざ買っていたほどです。
学生時代の下宿先の小さな和菓子屋さんを思い出しました。
春先はやはり、どこか心躍る季節ですね。
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