マンサク
雨が良く降りますね。
昨日は何とか昼間は降らずに持ってくれたと思ったら、今日は朝からまた雨です。
でも、昨日は主人と20年ぶりに倉敷に行っていたのですが、いやに暖かくて、着ていた上衣を脱いで手に持っていたほどでした。
今朝も雨の中庭に出てみると、外は雨でもずいぶん暖かく、着るものを一枚減らしているのですが、それでも寒くはありません。
驚いたのはこの雨と暖かさで、庭の花に動きが多かったこと。
畑ではマンサクがかなり咲きあがってきました。
里に桜の花が咲くころ、ここ数年、毎年のように山にマンサクの花を見に行っています。
まだ肌寒さが残り、山に残雪が少し残っている季節、ひっそりとマンサクの花が咲いています。
マンサクの花を山にわざわざ見に行こうという酔狂な人はあまりいないので、たいてい誰もいない山で静かに花を楽しみます。
我が家のマンサクは今年の初め、1月2日に山のユキワリイチゲの花を見に行ったとき、帰り道のHCで目に留まったのを買って帰ったものです。
マンサクは山ではいちばんに咲くので「まず咲く」が訛って「まんさく」になったと言います。
なので、庭に植えると、2月ぐらいに咲くのかと思っていました。
ところが実際はトサミズキやヒュウガミズキ、ツバキなどと同じころに咲くんですね。
考えてみたら、平野部ではロウバイやウメと言った大陸から渡来した植物がまだ寒い2月ごろに咲くわけですが、山にはそういった木は生えておらず、あるのはマンサクやタムシバと言った日本の山野に自生する木だけです。
ですから、山でまず咲くのはマンサクだったわけですね。
マンサクの後ろに点々と淡い黄色ヶ見えているのはトサミズキの花です。
こちらも今からどんどん咲いてくるところです。
最後に、去年の4月に山で見てきたマンサクの花をアップしてみます。
素敵でしょう?
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