初開花はこんな花でした。
山で見るのはもっと紫が濃くて、大きな花です。
下界の猛暑の中ではこれが精々なんでしょうかね。
こちらは朝7時半ごろの撮影で、この場所は朝日が射す場所です。
後ろの黄色いボケはキレンゲショウマの二番花の花芽のようですね。
キレンゲショウマにソバナと言えば、剣山の夏を代表するような花です。
今みたいにまだシカの食害がひどくなかった頃、10年ちょっと前は剣山の森はほんとに素晴らしいところでした。今ではネットで囲ってキレンゲショウマの自生地だけは守っていますが、私が山復帰したこの10年ちょっとの間にも、山の環境はずいぶん変わってしまいました。
そういえば、昨日会っていた友人二人もかつて剣山に連れて行ってあげた人たちですが、今では二人とも体調があまり良くないので、高い山はもう無理かもしれません。
そうやって考えていると、40年前と同じように北アルプスに登れている自分の環境にはほんとに感謝すべきかもしれません。北アルプスそのものも、稜線に登ってしまえば、40年前と大きく変わったところもありません。
下界での生活が40年前とはけた違いに変わったことを考えると、青春時代の山を今も楽しめることに感謝。
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