ライ麦畑でつかまえて
昨日に続いて、今日も春らしい一日でした。
どこかに行きたいところですが、今日は瀬戸大橋を渡って、孫の入院している病院へ。
娘も一緒に入院しているので(最近は母子入院が主流です)朝のうちに娘の食べる用のクリームシチューとパスタサラダを作って11時13分の普通電車で岡山へ向かいました。
先月に入院していたときには、まだまだ春の気配がほとんどなかったのですが、今日はポカポカと暖かく、ホームで電車を待っている人もスプリングコートなどの薄手のコートを着ている人も多かったです。
病院に着いたら、Mちゃんはちょうどお昼寝したばかりだそうで、娘とランチルームで一緒にお昼を食べました。
良く寝ていたので、病院の外のお店まで買い物に行ったら、帰りにビルの二階にある小さな古本屋さんを見つけました。電車で岡山まで行くと、ちょうど1時間ほどかかるので、車中は文庫本を読むことにしているのですが、この日は久しぶりだったので、バッグに本を入れるのを忘れてしまったのです。
古本屋さんなら安く買えるので、読み捨ててもいいと思い、中に入ったら、目に留まったのが↑の「ライ麦畑でつかまえて」でした。
実はこの本、2か月ほど前に自宅近くの大きな書店で探したけど、見つからなかったのです。
村上春樹の本を読んでいて、「ライ麦畑でつかまえて」が時々出てくるのですが、なぜか私はまだ読んでなくて・・・。
私が大学に入ったばかりの頃、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」はすでにかなり人気の本だったと思います。だのに、なぜ読んでないのかと言えば、文庫になってないのですね、この本。
今日買ってきたのは白水社のもので、私が昔書店の棚で見ていたのももちろん白水社のこの本でした。
ついでに井上ひさしの文庫本も買いました。
小さな古本屋さんですが、私が若い頃に書店の棚にあったような本が多かったです。オーソドックスな品ぞろえというか・・・。40年前の書店に迷い込んだようで、懐かしかったですね。
行きの電車は琴平発の普通電車で、古いタイプの車両だったのか、嬉しいことに缶コーヒーを置ける小さな棚が窓際にありました。
この小さな棚、昔の電車には必ずありましたよね?
この電車はいつも空いていてガラガラなので、一人でゆったりと瀬戸内海など眺めながら乗ることが出来ます。
帰りはもちろん「ライ麦畑でつかまえて」を読みながら・・・・でした。
こういう内容だったんですね。
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