名前のわからない花
源平ツリフネソウとキツリフネ
先週の末頃、実家近くの海辺の低山に行ったときのこと、ある種苗屋さんに立ち寄りました。
こちら方面に来るときは、ちょくちょく立ち寄る種苗屋さんです。買いたかったのはヘブンリーブルーの自家採取の種からの発芽が良くなかったので、市販の種を買うためでした。
そのときに、レジの近くで目に付いたのがこのツリフネソウです。学名も何もなくただ「ツリフネソウ」と記してあり山野草と表記してあったのです。
花はまだ咲いてなくて、どんな花が咲くかわからなかったのですが、150円とずいぶん連れ帰りやすいお値段だったので、買い求めてきました。
済州島のギボウシ
今日のネジバナ
モロコシソウ
モロコシソウは本日の開花でした。
これも横浜の花友さんに種をいただいたものです。
モロコシソウは実は野生の株は何度か足摺岬で見ています。
でも、私が足摺に行くのは12月なので、その頃には花が終わっていて、それでも花の形だけはとどめている白っぽい咲き跡を見ただけでした。
アメリカシャガ
今年もアメリカシャガが花を見せてくれました。
08年に初めて開花したものの、一日花なので、開花した日に出かけてしまって初花を見ることができませんでした。
咲いた花を初めて見たのは、そんなわけで09年の6月8日のことでした。
去年の開花は6月18日ですから、先ほどのカキランといい、ここにきてよやく花の開花時期の遅れを取り戻してきたようです。
カキラン
今日は朝から雨です。
ここのところ、天気予報が良く当たりますね。
先ほど、出かけていたのですが、昨日は満濃池のゆる抜きでしたので、この辺りの田んぼにも水が入り始めていました。雨の中、田植え作業をされている農家の方もいらして、いよいよ本格的な田植え時期です。
香川では満濃池などため池の水が田んぼに入らないことには田植えにならないため、昔から6月が田植えシーズンなのですが、山登りをしていると山の中の棚田や、高知の田んぼなどを見る機会が多くなりました。山地の田んぼや高知などの田んぼでは水に困らないのか田植えが早いですね。
5月末に信州を車で走ったときも、信州の山地ではあちこちで田植えの光景を見ました。
前置きが長くなりましたが、そんな雨の中、新しく開花した花が何種類かありました。
ネジバナ、今年も
今朝、起きて、リビングから芝生庭を眺めると、ネジバナのピンクの花が目にとまりました。
昨日はほぼ一日、山に行っていたので、芝生庭は眺めていませんでした。でも、一昨日は、芝生庭のニワゼキショウもそろそろおしまいなので、抜いていたのですが、そのときはピンクが見えなかったのです。
今朝はあちこちでピンクの小さい花が顔を覗かせています。花の季節は知らない間にやってきますね。