1月15日の庭
1月15日というと古い世代である私などは成人式をすぐに連想してしまいます。
娘の成人式には私の振袖一式を着せたのですが、最近の若い世代は子供のお宮参りなども自分が着せてもらった産着を着せたいという人が多いそうです。
友人で娘さんが男の子を夏に出産した人がいますが、お宮参りには娘婿さんが祖父、そして父である娘婿さんも着用した無地のブルーの産着をぜひ着せたいと言ったのだとか。彼女は産着用に20万ほど用意してあったそうですが、無地の産着を新調すると別誂えになりその倍の金額がかかるそうで、とうとう娘婿さんが着用した産着をしみ抜きなどしてもらって着せたと言ってました。
つまり親子3代にわたって、同じ産着を着たわけです。そういう話を聞くと、何でも新しいものを買うのではなく、古くても良いものは使っていこうというような文化が戦後また根付いてきてるのかな?と感じます。日本と言う国に平和な時代がしばらく続いているおかげですね。
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