シラン
シランの花は、私がこの家に嫁いで来る前から、植えられていた花です。
隣家との境界のブロック塀の際にずっと以前からありました。でも、数年前までは庭の大きな松の木の陰になってしまい、日当たりが悪いので花を見たことはありませんでした。
そのシランが花を咲かせるようになったのは、松の木を切り倒してからです。
今年は庭の他の松の木なども剪定したので、日当たりがかなり良くなったからか、シランの花が随分花芽を上げていました。思ったとおり、5月に入ると、次々と綺麗な花を咲かせました。
同じ場所に横浜の花友さんにいただいたエビネなども植えているのですが、どうやらシランがはびこりすぎてエビネが身を縮めている様子・・。
そこで、シランの株を掘り上げて、畑のほうに移植してみましたら、そちらでも綺麗に咲いてくれました。
それにしても、ほんとに長い間(たぶん20年以上も)花を見せることなく、毎年、葉っぱだけが出ていたのに、環境が整うやいなや、こうして花を見せるところは、何か感じるところがあります。
たとえば不遇な時代を経て、成功した人とか・・・そんなことを連想します。
また、去年は徳島の山の中で、恐らく自生と思われるシランを見ましたが、ずいぶん厳しい環境でもちゃんと咲いていました。
切り花にはまだしたことがないですが、生けても映えそうな花ですね。
おはようございます。
転寝したまま今なので一応朝にします。
シランは丈夫でいいですね。うちでは鉢ですがそれこそ何時植え替えたのかわすれるほど放ってありますがぎゅうぎゅう詰めになるというわけでもなく花も咲かせます。
昨春ブルーシランというのを買いました。
名前とラベルに釣られて買った私が馬鹿だったのは言うまでもないこと。此花は咲くたびに私の自嘲的な思い出が伴うでしょう。
東北のBさんも売ってるのに気がついたとのことでしたが買わなかった由。まさに正解。
このところ「青い」で2回も騙されています。
ツバキの’青い珊瑚礁’とこの’ブルーシラン’です。
なにか、世にない青い花に潜在的な憧れがあるのかもしれません(^o^;
青いシランがあったら素敵だろうな、でもいまのままで、花壇の脇役として生き続けるシランも可愛いいな。
投稿: roran | 2009年5月14日 (木) 03:27
ローランさん、こんにちは。
転寝されたんですか?夕べはちょっと冷え込んでいましたから、風邪を引かれますよ。
ブルーシラン、今までそんなシランがあるとは知らず、たった今、検索してみました。
そうしたら結構、出てきますね。
画像を見る限りでは、青花といっても差し支えないかなと思われるような株もありました。
ツバキの青は眉唾ものだと思いますけど、シランなら青い花があってもおかしくないと
私でも感じたと思います。1株のお値段はやはり普通のシランの何倍ものようですが
それも一つの経験ではないでしょうか。
私はコレクターではないので、色に惹かれて買うことはあまりないですが、それでも魅惑的な
花の名前がついてると、ついつい買ってしまうかも・・。
去年、山のまるでちょっとした崖のような場所で咲いているシランを見てからは、シランに対する
気持ちがちょっと変わってきました。栽培は簡単ですけど、本来はそのような場所で咲く物なんですね。
投稿: keitann | 2009年5月14日 (木) 14:52