ヤクシマタツナミソウ
ヤクシマタツナミソウが今年もよく咲きました。
山野草として売られているものには屋久島○○というものが多く、それがほんとうに屋久島で育っている種類なのかどうかは、私は疑問に思っています。
どうも、山野草業界というのは、海外のものにもシマツルボなどという名前をつけたり、キンバイザサにキバナアッツザクラとつけたり、クレマチスのモンタナ・ルーベンスなどに桃色ハンショウヅルなどというけったいな名前をつけたり、あまり信用できない部分が多分にあるのです。
それはともかくとして、花には罪はありませんね。
山ではこんなタツナミソウは見たことがないですが、この辺の山で自生しているタツナミソウよりかなり小さくて、草丈は10センチあるなし・・。ピンクの花を咲かせる花穂をびっしりと上げて、鉢一杯にこんもりと咲きます。
種は4,5年前に大阪の花友さんからいただきました。
育ったのはわずか1株か2株でしたが、種まき後2年ぐらいでかなり良い株になりました。その後、株分けもしたり、こぼれ種が飛んであちこちの鉢の中で咲いています。まるでスミレみたいです。あちこちの鉢に飛んだ株を拾い集めては鉢に寄せ植えにしたりしています。
その中の一つがヤクシマタツナミソウです。
バックには白いオダマキが見えています。
山で見かけるタツナミソウではこれほどピンクの濃いのは見かけません。
屋久島にはほんとうに、こんなピンクのタツナミソウが咲いているのかな?とちょっと気になています。
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