ネジバナ
芝生を大事にする主人には「鉢で育てたら?」と言われつづけながらも、うんと言わず、毎年、芝生で咲くのを楽しみにしている花です。少しずつですが、株数も増えていますね。
ネジバナとの初めての出会いは12、3年前のことだったでしょうか。満濃池のほとりに遊びに行ったときに初めて見たのでした。その頃からすでに野草好きの気はあったらしくて、名前がわからないながらも気になっていました。その後、新聞にネジバナが紹介されていたのを見て、名前を知りました。別名モジズリと言うことなども・・。
その翌年だったか、学生時代の山の同好会の女性陣だけで京都に集まって旅行をしたことがありました。私だけは四国に住んでいますが、他の方々は皆、関東に住んでいるので、中間地点の京都に集まったのです。6月の下旬だったでしょうか。京都の清水寺の境内を歩いていたときにネジバナに目がとまりました。好きなのでしげしげと見ていたら、千葉在住の先輩がその後、株を送ってくださいました。千葉辺りでは空き地に雑草のように生えているのだそうです。
最初は鉢に植えていたネジバナが翌年は芝生に種がこぼれたようで芝生で咲きました。それ以来、毎年のように初夏になると芝生のどこかから出てきて咲いてくれます。
私の山野草好きの原点はもしかしたら、このネジバナにあるのかな~などと思うこの頃です。小さくともれっきとしたランなんですね。
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