ちょっと前の畑です
今の畑は矢車草やアグロステンマもそろそろ終盤です。
変わってツリガネソウなどが咲き始めていますが、5月初めは野草散策や用事が忙しかったのと、パソのリカバリーをしたのとでほとんどアップが出来てなかったので、いまさらですが、振りかえってアップしてみようと思います。
5月上旬の畑です。
画像を大きくして確認したら11種類ほどの花が咲いているようです。
手前の赤いのはヒナゲシで去年、もと生徒がイギリスから買ってきてくれたお土産の種からです。今年の私の畑を代表する花といっても良いでしょう。
黄色いのは仙台の花友さんに二年前に種をいただいて育てたコリダリスの実生株です。ずいぶん大きく繁って、まるでキケマンのようでした。種がこぼれて増えるので、10日ほど前にほぼすべての株を抜きました。
奥の赤いのはチェりーセージです。植えてから6~7年になるでしょうか。今はその後ろにボックセージが咲いています。
ジャーマンアイリスのエンジ色とベージュもまだ咲いていますね。この二枚の画像は5月5日撮影です。
オダマキのブルーボネッツも今はすべて種になっていますが、このころは綺麗に咲いていました。
ポピーの後ろに見える白い小花はゲラニウムのピレネカム・アルバです。その横の青い小花はアマです。長い間宿根アマと思っていましたが、どうやら宿根しない一年草のリナムのようでした。
ポピーの手前に植えてあるゲラニウム・アルバナムです。確か3年ほど前にブリティッシュシードというところから取り寄せたゲラニウムの種4種類ほどのうちの一種類です。コーカサス地方原産のゲラニウムらしいです。ゲラニウムとは日本の山野に自生するフウロソウの仲間のことでゲンノショウコなどもゲラニウムの仲間といえます。
アルバナムはうちではなぜか種をつけたことがありませんが、暖地の我が家でもちゃんと宿根してくれ、おまけにこの冬は株分けしたところ、どれも無事に根付いてくれました。這い性なので、どんどんと広がって、広がる場所がなくなると、周囲の丈の高い植物の茎に沿って立ち上がります。かなり丈夫な花と言えましょう。
こちらはピレネカム・アルバのほうです。ピレネカムというぐらいですからピレネー山脈に関係あるのかも知れません。去年は鉢植えにしていて、自家採取した種を去年の秋に種まきしましたが、今年は地植えにしたところ、びっくりするほど大株に育ちました。アルバナムとピレネカム、どちらも株の直径が50センチは超えています。しかも多花性らしく、次々と花を咲かせます。ほんとはこの二種類の間に同じゲラニウムの仲間のサンギネウムという種類を植えつけてありますが、サンギネウムだけはあまり大きくならない品種らしく、間にはさまれてお気の毒です。
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