コバノボタンヅルの開花は今年で二年目です。
山梨の花友さんに2年前に種をいただいたのが、種まきから一年以内で去年の9月だか10月だかに初花を咲かせました。
鉢植えにしてあるのですが、夏の間も日が良く当たる場所に置いたままでした。しかし、猛暑もものともせず、蕾をたくsなんつけました。
しかし、たくさんついた蕾も9月の残暑で蕾が茶色くなったりして、咲かないものも続出でした。最近になってようやくボツボツと咲きあがっているようです。しかし、植え替えをサボったので、栄養不足なのか花が去年より一回り小さそうです。
この画像の花がコバノボタンヅルらしい花といえましょうか。
山で見るボタンヅルとは花の形もちょっと違います。何より違っているのは葉が3回3出複葉だということです。
山では自生しているのは見たことがないので、かなり珍しいものなんでしょうね。
この花は平地でもよく花が咲くので庭植えにしたいと1967年初版の「クレマチス」という本に奥山氏が書いてました。
出張の時に小倉の山で見つけたんですが当時はごくありふれた個体数も多い野草でしたよ。
ところが去年植物調査で北九州の山に入った知人が、タカネはあったけどコバノは見つからなかったそうです。
そういえば小倉と尾根続きの苅田の山でも見かけなかったのでほんとに不思議です。
中国、四国、九州の分布するはずなですがどうしたんでしょうね。
種がこぼれるので当地でも野生化しないかと心配するほどなのにね。
投稿: ローラン | 2007年10月22日 (月) 12:36
コバノボタンヅルは以前は野山でも見かけることが多かったのですね。
私も結構、野山を歩くほうだと思いますが、コバノボタンヅルはいまだに自生のは見たことがないです。咲く季節がボタンヅルよりかなり遅いので混同することないとと思うのですが・・。
うちで育てて感じたのですが、種が出来にくいということはないでしょうか?うちでは去年は種が一つも結実しなかったんですよ。今年も今のところ、出来てないようです。
一方、タカネハンショウヅルのほうは高知の山ではこれでもかというほど実をたくさんつけていました。あれだけ結実するなら、株も増えるはずだな~と思ったことでした。
まだ育て始めて日が浅いので、もう少ししたら、性質などもわかってくると思います。その前に枯らしたりして(^。^;)
投稿: keitann | 2007年10月23日 (火) 00:34