桃花アキチョウジ
桃花といっても完全なピンクと言うのではなく、ピンクがかった淡い紫という感じです。
去年、花友さんからセキヤノアキチョウジ、桃花アキチョウジ、白花アキチョウジの3種類のアキチョウジの種をいただいたのでした。種まきした後、どうやら名札がおかしくなったようで、セキヤノアキチョウジと桃花アキチョウジをごちゃ混ぜにして地植えしてしまったようです。
しかし、数は圧倒的にセキヤノアキチョウジが多くて、セキヤノ・・・は全部で15株ほども地植えしているのに、桃花のほうは2株ほどしか咲いてないようです。白花にいたっては1株も見当たりません。
桃花アキチョウジのほうは良く見ると花のつき方などがアキチョウジと同じです。
比較するためにセキヤノ・・・と桃花・・・を1枝ずつ折ってみました。
葉柄が長いのがセキヤノアキチョウジで、向かって右の桃花アキチョウジでは葉柄が短く、花と花の間隔が狭くなっています。つまり、こちらの山で見かけるアキチョウジと同じ特徴を備えています。
山野草店などではごく普通の野草よりも白花や桃花というのを珍重するようで、一部の愛好家の間で育てられていたものだと思います。
一方、こちらは満開になったセキヤノアキチョウジです。少し前に倒れてしまっていますが、草丈は約130センチほどもあります。
こちらでは咲かない野草なので、自生のものもこれほど大きくなるかどうかはわかりません。そのうちに秋の本州の山に登る機会があれば、ぜひ、自生の姿を見てみたいものです。
コメント