ニワゼキショウ
芝生庭に、3年程前から住み着いたニワゼキショウが、今年も数日前から咲き始めました。
私は子供の頃からどうも、こういう小さな野草が好きだったようで、この花はよく記憶に残っています。子供時代には勿論、名前は知らなくて、5,6年程前に栗林公園に行ったとき、やはり栗林公園の芝生の植え込みの中で咲いていたのを見ました。そのときにネットで名前を調べたのです。
また、十数年前にガーデン雑誌の中にニワゼキショウやトキワハゼが咲く芝生の庭というのが出ていて(確かどなたか有名な方のお庭でした)とても憧れました。
今、我が家の芝生庭はこんな風にニワゼキショウが群生しております。芝生の片隅だけならいいのですが、そうは問屋が卸さず、今年は芝生のあちこちから顔を出して、天気の良い今日のような日には、紫の小花が輝く姿があちこちで見られます。
芝生はたまに主人が刈り込んだり、私が思い出したように草を抜くだけなので、春にはマツバウンランやタチイヌノフグリ、マメカミツレ、6月にはネジバナなどが咲きます。
でも、そんな小さな草の花が咲く、芝生庭が好きで、主人に「全部は抜かないで」と頼んでいます。
ニワゼキショウは図鑑で調べると北アメリカ原産の多年草で、明治中期に渡来し、各地に広く帰化している、とあります。一日花なのに、毎日、100個もの花が咲くなんて、すごいと思いませんか?
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