2008年12月 9日 (火)

庭で見つけるいろいろな実

晩秋や初冬は、我が家の庭でも、山での実りよりかなり遅れて様々な実を見ることができます。

そんな実を少し撮影してきました。

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実は実でも食べることのできないセンニンソウの実です。

今年は花もたくさん咲いたので、実もたくさん実っています。でも、8月末に花が咲いてから実になるまで、意外にも時間がかかるものですね~。採取して種まきするのも面白そうですが、最近、クレマチスの仲間がかなり増えてきたので、からませる場所に苦労しそうなのでやめておきましょうか。ちなみにセンニンソウの名の由来はこの実の先っぽの白い毛が仙人の髭に似ているからというらしいです。

Pc025699 イチジクはついこの前まで、実をたくさんつけていました。12月に入ってからはさすがに食べられるほど熟さないだろうと考え、枝はばさばさと切りました。画像の手前の実を最後に食してから、枝を切ったのですが、こんなに寒くなったというのに、甘くておいしい実でした。

葉っぱがかじられているのはアメリカシロヒトリが発生するからですが、私のところでは滅多に薬剤散布はしません。イチジクの葉はどうせ冬が来ると枯れますし、その前に枝を刈り込むので、散布する必要もありません。

Pc025676 キンカンは去年は見事に不作だったのが、今年はたくさんの実をつけています。毎年見ていると、果物のなり方はやっぱり表年と裏年があります。

イチジクぐらいでしょうか。毎年、たくさんの実をつけるのは・・。

Pc025712 畑から中庭のシブガキの木を撮影したものです。

葉は11月末のいつだったか、風の強い日に一気に落ちてしまいました。30個ほど残っていた実は、毎日のように野鳥がついばみにきて、今では10個足らずになりました。

Pc096184 ピラカンサスも塀際に大きな木があったのですが、あまりにも繁るのと、トゲがあって剪定するのが大変なので、枝を大幅に刈り込んだらここ2年ほど実をつけなくなってしまいました。

今は勝手に生えてきたちょっと小さめの株が赤い実を少しだけつけています。美味しいのか、ツグミが毎年食べに来ますが、今年はまだツグミを見ていません。

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シロヤマブキの真っ黒な実も、毎年たくさん実っては、翌年の春にあちこちで芽を出します。そんな幼木が今では20株を越しているようです。

まるで代替わりのように、親木のほうは半分朽ちてしまいました。恐らくイチジクに負けたのでしょう。葉は黄葉したあとに落葉するのですが、幼木は染まるのも落葉するのも遅いように思っています。

Pc096169 こちらのマンリョウも以前は親木がこの場所に生えていたのですが、いつの間にか親木が枯れてしまい、その株元から新しく出てきた株です。

マンリョウはあまりひょろひょろと丈が伸びるより、このぐらいのほうがバランスが綺麗ですね。

因みにマンリョウの実はあまり美味しくないのか、小鳥もあまり食べないようで、年によると翌年の夏ごろまでも、実をつけていることがあるようです。

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コメント

ウチもセンニンソウの種がとれました。
今枝付きで干してあります。
クレマチスの接木の台木にセンニンソウの根を使うんですが、もう本数は十分なので出かけついでにどこかの野原にでもばらまいてきます(笑)

ローランさん、こんばんは。

センニンソウの種、採取されたんですね。
クレマチスの接ぎ木の台木・・・なるほど、それで、ローランさんは接ぎ木がお上手なんだわ。
確かに、センニンソウは台木にピッタリな感じですね。

うちは、1株あればもう十分なので、種採取はやめておくとしましょう。
そういえば、日曜日の山歩きで、海岸近くではまだ咲いているセンニンソウがあって、びっくりしました。
高知も香川もあまり変わらないんだな~って。