タイサンボク
タイサンボクの花をやっと撮影することができました。
タイサンボクは開花したあくる日には、もう咲き崩れてしまうので、開花直後に撮影しないといけないのです。
この前から、一番低い枝に花芽がついていたので、その開花を待っていました。
タイサンボクの株は座敷の直ぐ北側に植わっているので、窓を開け放して眠ることの多い初夏には、横になっていても咲いているのが見えます。
9時ごろ撮影ですが、今朝早くの開花なのに、雨がしっかり降ったので、雨にたたかれたか、はや咲き崩れ気味です。
香りを確かめてみました。
包み込まれるような上品な香りです。
キンモクセイのような押し付けがましい香りとは違う、嫌味のないいつまでもその香りの中に身をおきておきたいような香り・・・とでも言いましょうか。
先日咲きあがったユリは今は玄関に切花にして生けてあるのですが、ユリの香りと比べてみました。ユリのほうが甘い香りがしますが、私はやっぱりタイサンボクの香りのほうが好きかな?
山に咲くオオヤマレンゲもきっとタイサンボクみたいな香りでしょうね。
今年はいつオオヤマレンゲの香りを確かめられるでしょうか?開花が10日ほど遅れていると聞きます。
この綺麗な花が2日も経つと、黄ばんできてしまいには汚い茶色になって落ちるのが残念です。
花の命は短くて・・・・バラの花より早く終わる儚い花です。
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